「マイナンバーカード」不安を抱く身分証明書の堂々1位に – 「持ち歩く」半数以下

普及が進む一方、健康保険証との一本化に伴うトラブル報道など懸念材料も少なくない「マイナンバーカード」。Digital Platformerが、マイナンバーカードをはじめとする各種身分証明書類に関する実態調査を行った結果、多くの人がマイナンバーカードに期待を寄せる一方、非常に大きな不安を抱いている現状が浮き彫りとなった。

ニュース報道も大きく影響。悪用リスク・セキュリティへの強い不安感

身分証明書として最も用いることが多い証明書は

(「Digital Platformer株式会社」調べ)

全国10代~70代の男女487人を対象に、まず現在所持している身分証明書類を尋ねたところ、「健康保険証」(91.2%)が1位、「運転免許証」(84%)が2位で、「マイナンバーカード」(81.1%)は3位だった。3位とはいえ、運転免許証との差はほとんどなく、普及率という点でマイナンバーカードがかなりの割合に達していることが改めて判明した。しかし、普段持ち歩いている身分証明書類は、1位「運転免許証」(82.3%)、2位「健康保険証」(66.5%)、3位「マイナンバーカード」(39.8%)という結果に。車の運転する際には必携の運転免許証を持ち歩く人が多いのは納得だが、健康保険証と比べても大きな差がついた形だ。

最もセキュリティに不安を感じる身分証明書は

マイナンバーカードに対する、盗難・紛失時のリスクやセキュリティでの不安感の強さは他を圧倒している(「Digital Platformer株式会社」調べ)

持ち歩かない理由としてまず考えられるのは、安全面での不安だろう。そこで、盗難や紛失の際、最も悪用リスクなどの不安を感じる身分証明書類を調べたところ、1位「マイナンバーカード」、2位「運転免許証」、3位「健康保険証」という結果に。最もセキュリティに不安を感じる身分証明書類についても「マイナンバーカード」は81.9%と、2位以下を大きく引き離した。実に8割以上もの人がマイナンバーカードの安全性に不安を感じている理由について、「トラブルが多く報告されているから」という声が多数挙げられ、やはり昨今の報道が大きな影響を与えているようだ。マイナンバーカード関連の様々なトラブルのニュースに触れた結果、「すべてこれ1枚でという反面、やはりもしもの時が心配」となるのは致し方ないところか。

利便性に対する期待も大きい。安心して使えるよう、ひとつずつ問題の解決を

身分証明書がスマホで使えるようになった場合どれを利用しますか

スマホでもマイナンバーカードを使いたくないという人が約6割(「Digital Platformer株式会社」調べ)

「すべてこれ1枚で」という利便性を求める一方、不安が尽きないマイナンバーカードだが、この「利便性」に着目して、身分証明書類の代用をスマホで行えるようにした場合の利用意向についても調査。しかし、ここでも「マイナンバーカード」は最下位という結果になった。

身分証明書がスマホで使えるようになった場合セキュリティの不安が一番高いのは

(「Digital Platformer株式会社」調べ)

また、スマホで身分証明書類が使えるようになった場合の不安の変化についても「マイナンバーカード」がトップに。「とても不安に感じる」「やや不安に感じる」と答えた人の合計が71.1%となった。「健康保険証」の51.1%、「運転免許証」の50.1%よりも2割近く多くなっており、現状、マイナンバーカードに対する不安はやはり拭い切れないようだ。

しかし、一方で期待が高いのも事実。様々な情報が紐づくことで「基本的にはとても便利になるシステムだと思っている」という意見が多数見られたという。やはり最終的には「安心して使えることを目指し、ひとつずつ問題を解決していって欲しい」ということに尽きるのではないだろうか。

出典元:【Digital Platformer/プレスリリース

※サムネイル画像(Image:yu_photo / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

「マイナンバーカード」不安を抱く身分証明書の堂々1位に – 「持ち歩く」半数以下のページです。オトナライフは、【ヘルス・ライフマイナンバーカードマイナポイント健康保険証マイナ保険証】の最新ニュースをいち早くお届けします。