Amazonで始まった「置き配指定サービス」がかなり便利だった!

Amazonユーザーに朗報! 2019年7月より一部地域で、Amazonの荷物を「宅配ボックス」や「玄関」、「車庫」などに置いてもらえる「置き配指定サービス」が始まったのだ。これなら、不在時に再配達してもらう必要がないので、配送業者もAmazonユーザーもWin-Win! 今回は筆者が実際に「置き配指定サービス」を利用した感想を報告しよう。

大都市圏で始まった便利な「置き配指定サービス」とは?

 Amazonプライム会員なら配達の時間指定が可能だが、それでも急な用事ができて荷物を受け取れないこともある。これでは配送業者Amazonユーザーの双方手間と時間が無駄になってしまう。そこで始まったのが「置き配指定サービス」である。
「置き配指定サービス」とは、Amazonユーザーが商品を購入後、「玄関」「宅配ボックス」「車庫」などを指定して、本人のサインなしで荷物を置いてもらうシステム。すでに2019年3月から一部地域限定で試験的に行われていたが、7月8日からは東京、神奈川、埼玉、愛知、静岡、大阪、福岡といった大都市圏の一部地域において本格的にスタートしたのである。
 そこで、さっそく筆者も「置き配指定サービス」を利用してみることにした。果たして本当に便利なサービスなのか? 何か問題はないのだろうか?

 

■実施エリア(2019年7月時点)
【東京都】江東区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、板橋区、北区、目黒区、杉並区、台東区、豊島区、大田区、品川区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、西東京市
【神奈川県】横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区、川崎市、綾瀬市、海老名市、三浦市、横須賀市、高座郡寒川町
【埼玉県】春日部市、越谷市
【愛知県】名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区
【静岡県】浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区
【大阪府】茨木市、高槻市、摂津市
【福岡県】福岡市中央区・博多区
※上記に加え、その後も大都市圏を中心に順次拡大予定
※実施エリア内でも一部サービスを利用できない地域がある

 

■置き配場所
「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」
※配送パートナーがご指定の配達場所に入れない、配達場所を特定・使用できない、または配達場所が安全でない場合など、置き配指定サービスを利用できない場合もある

注文後、アカウントサービスの「注文履歴」を開き、「置き配指定」をクリックする。あるいはメールかプッシュ通知画面の「置き配指定」をクリックする

配送状況画面の「置き配指定」をクリックしよう

「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」のいずれかを選択して「保存」を押す

実際に筆者は自宅マンションの宅配ボックスに「置き配」してもらうことができた。注文の詳細では「郵便受けに配達しました。」と表示されている。これは意外と便利!

万一盗難に遭っても再発送してもらえる!

 実は筆者は「置き配指定サービス」の存在を知らなかったのだが、たまたまリュックを注文したあとに届いたメールで「置き配指定サービス」が利用できることを知った。まず、注文履歴から配送状況画面の「置き配指定」をクリックして荷物の置き場所を指定する。「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」のいずれかを選択できるが、筆者は自宅マンションの宅配ボックスを選択。翌日、自宅マンションの宅配ボックスに、ちゃんと「置き配」してもらうことができた。在宅でも、いちいちインターフォンの呼び出しに対応して、受け取りにサインをしなくていいので、これは意外と便利なサービスだと感じた。
 ただし、筆者の友人は自宅の「ガスメーターボックス」を指定したところ、予想以上に段ボールが大きくて荷物が入らず、結局は持ち帰りになってしまったそうだ。ちなみに「玄関」「車庫」「自転車のかご」などは盗難の恐れもあるが、万一、盗難被害に遭った場合は、商品を再配送してもらえるそうだ。いずれにせよ対象地域のAmazonユーザーなら、積極的に利用したいサービスであろう。

●Amazon「置き配指定」は→こちら

※サムネイル画像(Image:Julie Clopper / Shutterstock.com)

文=佐野陽高/フリーライター

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