「電子コミック」の読み方は横読み派? 縦読み派? 半数近くを占めたのは…【オリコン調べ】

さまざまなタイトルがそろった、電子コミックサービス。スマホやタブレットからマンガを読むことができる手軽さと、無料の試し読みで新しい作品に出会える選択肢の広さで人気を集めている。電子コミックサービスを実際に利用したことがあるユーザーへのアンケートから、電子コミックに課金している人の割合や、課金することになった、きっかけなどが判明した。

電子コミックは課金しなくても読めるが…

無料で読んでいる人が半数を超えた(「オリコン株式会社」調べ)

実際のサービス利用者を対象に第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社「oricon ME」(略称:オリコン)は、『電子コミックサービス』についての満足度調査を実施し、満足度ランキングの結果と、同時に利用実態データを2023年10月2日に発表した。調査はインターネット上で実施され、実際に電子コミックサービスを利用した15~79歳までの10438人を対象に、5月17日から6月7日まで行われた。

10代のユーザーは約94%が課金することなく、電子コミックサービスを利用している(「オリコン株式会社」調べ)

「電子コミックサービスの課金有無(単一回答)」について質問したところ、「無料で読んでいる」と回答したユーザーは61.5%と、半数以上が課金せずに無料で電子コミックサービスを利用していることが判明。一方、約4割近いユーザーが有料でマンガを楽しんでいる、という結果に。とくに10代・20代が無料でマンガを読んでいる割合が高く、なかでも10代のユーザーは約94%が課金することなく、電子コミックサービスを利用していることがわかった。

「電子コミックに課金したくなる」理由ランキング

試し読みが大きな動機になっている(「オリコン株式会社」調べ)

また、「電子コミックサービスでマンガを読む際の課金するきっかけ(複数回答)」については「試し読みで続きが気になったとき」が74.8%と、もっとも多い結果に。「目当ての作品があったとき(52.1%)」、「キャンペーンやセールなどでお得に購入できたとき(26.8%)」という声も相次いだ一方、「紙だと置き場所に困る」といった、デジタルならではの利便性を推す声も。

従来の読書体験に近い「横読み」派が48.9%と最多に(「オリコン株式会社」調べ)

アンケートでは、電子コミックサービスの利用に際して“自分に合った読み方”についても調査。従来の読書体験に近い「横読み」派が48.9%と最多だったが、縦スクロールで読む、フルカラーデジタルコミック「WEBTOON」派も11.3%という結果に。電子コミックサービスの台頭とともに登場したWEBTOONが、新しい読書体験として徐々に浸透してきているようだ。

出典元:【オリコン株式会社/PR TIMES

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