WEBやスマホの「広告ブロックアプリ」認知度は44.5%、最も利用されているのは?

Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」が、Z世代を対象に「広告ブロックアプリ」について調査したところ、その認知度は44.5%だとわかった。ただ、利用率は11.5%にとどまっており、広く浸透しているという状況ではないようだ。最も利用されている広告ブロックアプリは「Brave」で、SNSでバズっていた、友人からすすめられた、との理由で利用されているようだ。

Webやスマホ上の広告をブロックできるアプリを使っている大学生は11.5% 認知度は44.5%

この調査では確認されていない、広告ブロックアプリを知っているが使っていない人たちの理由を知りたいところだ(「サークルアップ」調べ)

ウェブサイトを閲覧していると表示される、広告がわずらわしいと感じる経験をした人は少なくないだろう。だが、そのような広告をブロックできる広告ブロックアプリを利用している人はまだ多くないようだ。Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」が配信している「Z世代のリアルなホンネ調査記事」では、「広告ブロックアプリ」についてアンケートを行っている。対象者は、サークルアップに登録する大学1年~4年生200人だ。

「Webやスマホ上の広告をブロックできるアプリを使っているか」との問いには、「知っているし、使っている」が11.5%、「知っているが、使っていない」が33%、「知らない」が55.5%との結果だった。半数以上はまだ知らないといった状況で、知っていても使っていないという人が、知っている人の75%にものぼり、まだ一般的ではないといった現状のようだ。

最も利用されている広告ブロックアプリは「Brave」、次が「google Chrome ブロック機能」と「AdGuard」

広告ブロックアプリはユーザーからすると、非常に便利な便利なアプリだが、YouTubeなどから今後、規制が入る可能性は否定できない(「サークルアップ」調べ)

広告ブロックアプリを利用する理由を聞く質問に対しては、「近年広告が大きく、長くなっているように感じるから」、「ウイルス感染の予防になると思ったから」、「課金せずとも広告を排除できるから(YouTubeなど)」といった回答だった。「ウイルス感染の予防になる」との回答は、さすがデジタルネイティブのZ世代。単純にわずらわしいから広告を排除したいだけではないのが新鮮だった。

広告を誤タップすることでウイルスに感染することはめったにないが、タップした先のサイトによっては危険な状態に晒されることもあるようだ。筆者は広告からウイルス感染といった可能性は気にしたことがなかったので勉強になった。

では、実際に大学生が利用している広告ブロックアプリを聞き得票順にしたところ、1位が「Brave」で14票、2位が「google Chrome ブロック機能」と「AdGuard」同数で7票、4位が「280blocker」で5票、5位が「AdLock」という結果だった。

1位の「Brave」を利用している理由を聞いたところ、「SNSでバズっていたから」、「友人にすすめられたから」、「YouTube広告を除外できるから」などの理由が挙げられており、SNSや友人からの情報が彼らにとって大きな動機になることが推測される。また、YouTubeの広告を課金することなく除外できるのも人気の理由のようだ。

出典元:【株式会社RECCOO/PR TIMES

オトナライフ編集部
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