2018年度超最新防災グッズ!!

　これまでの大震災を顧みると、日本が壊滅するほどの超大震災でなければ、おそらく被災から数日もすれば政府などから支援が行われることは間違いない。つまり、被災時において、それまでの「数日」をいかに凌ぐかが非常に重要だと言える。
　この防災セットは、東北大震災で被災した福島県の企業「株式会社ヒカリネット」が企画・考案したもので、実際に大地震を体験した際に同社社員が「絶対に必需品だ」と思ったグッズ36点がコンパクトにまとめられている。食料から水、防寒具から簡易トイレ、照明器具に充電器と、おおよそ必要最低限と思われるものがぎっしり詰められている。これさえあれば、そんな支援までの「数日」の生活は十分に賄うことができるはずだ。一家に一セットあるだけで安心できるだろう。

　一見何の変哲もない置型タイプのラジオ付き目覚まし時計に見えるが、実は手動によるダイナモ発電機能や防犯ブザー、LED電灯などを搭載しており、非常時には立派な防災グッズとなる。3種類の携帯電話充電用コネクターが付属しており、手動で発電した電力で携帯電話の充電も可能。被災時には、携帯電話やラジオなどからの情報収集が非常に重要であり、この時計はそんな緊急時の情報収集に役立つこと請け合い。ぜひ日頃から枕元に置いておきたい逸品だ。

　食事、睡眠、治療や排泄などと比べ、被災時にはどうしても後回しにされがちなお風呂。しかし体が汚れていれば衛生的にも、精神的にも非常に良くないことは言うまでもない。そこでそんなときのために備えておきたいのが、水を使わずに頭髪の汚れと臭いを除去することができる『フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ』。これ１本あれば、長期間お風呂に入れなくても、清潔な髪を保つことができる。被災時のみならず、怪我でお風呂に入れないときなどにも使えるので、女性がいるご家庭には常備をオススメしたい。

　被災時には停電がつきもの。その際、懐中電灯や電球式のランタンなどがあればいいのだが、防災グッズの中にしまいっぱなしで充電がない…などということになったら目も当てられない。そこで、それらとともに併せて備えておきたいのが、長い耐久年数のローソク。中でもローソクメーカー・マルエスの『停電用缶入ローソク』は、その名の通り幅広の缶に入っており、地震や風などでも倒れにくく、またいざというときにはフタをすることですぐに火を消すことができるなど、非常に防災に適した設計になっている。もしも冬期に被災した場合、小さくとも火があるかどうかは非常に重要。こちらもぜひ防災袋の隅に忍ばせておきたい。