日常でも仕事でも欠かせない存在であるスマホ。慌ただしい日常の中、どうしてもお金を用意できなかったり、うっかり忘れて携帯代を滞納してしまうと、どのような不便が生じるのだろうか? また、滞納してしまった場合はどう対処するべきなのだろうか? 滞納経験者229人を対象に行ったリアルな調査結果について詳しくお伝えしていこう。
滞納はなぜ起きる? 携帯代の遅延者229人の理由
株式会社「ビズヒッツ」は、携帯代を滞納した経験がある229人を対象に「携帯代の滞納に関する意識調査」を実施した。2023年10月12日から26日にかけて、男性118人、女性111人を対象に行われたアンケート結果を12月21日、ランキング形式で発表した。
その結果、最も多かった「滞納理由」は「忘れていた・うっかりミス」で69人だった。多くの人が「引き落とし口座への入金忘れ」「引き落とし日を忘れていた」といった理由で、うっかり滞納してしまったことが明らかになった。とくに、コンビニ払いにしている場合、「明日払おう」「仕事終わりに払おう」と考えているうちに、うっかり期限を過ぎてしまうこともあるようだ。
また、僅差の2位には「生活が苦しかった」と答えた人が65人いた。3位は「趣味・娯楽にお金を使いすぎた」が原因で、これには58人が該当した。
滞納者が語る、携帯代の払い忘れとその影響
続いて「携帯代を滞納した時の対処法」を尋ねると、圧倒的1位は「家族に借りた」で79人にのぼった。続いて多かったのは「滞納に気づいてすぐ払った」で38人、3位は「給料が入ってから払った」が27人、そして4位は「副業・アルバイトをした」が21人だった。
さらに、「携帯代を滞納したことのデメリット」について尋ねると、最も多かったのは「携帯スマホが使えなくなった」で147人が経験をしていた。2位は「精神的に辛かった」の23人、そして「信用情報に傷がついた」と答えた人が15人いた。
また、「携帯代を滞納して後悔しているか」という質問には、86.0%の人が「とても後悔している」または「やや後悔している」と回答した。滞納によるデメリットの大きさを痛感し「きちんと払うべきだった」と感じている人が多数を占めていることが明らかになった。たとえば、ある50代の女性は「滞納後、機種変更する時に、審査に通らなかった」との経験があるという。携帯のブラックリストに登録されると、スマホの分割購入や新しいプランへの契約が一定期間不可能になることがある。携帯のブラックリストに載る条件については以下の記事に詳しい。
[otona_blogcard159731]
このため、携帯代の滞納を防ぐためには、「引き落としはよくチェックする口座で行う」などの予防策が重要だ。うっかり忘れを防ぎ、滞納のリスクを減らす工夫をしていきたい。
出典元:【株式会社ビズヒッツ/PR TIMES】