中国発のファッション通販サイト「SHEIN」。若者世代を中心に多くの人が利用しています。サブブランドも多く、レディース、メンズ、キッズの服や雑貨、コスメ、おもちゃなどのカテゴリーに分かれています。
SHEINの魅力はその「安さ」「品揃えの多さ」ですが、その分、読み方が分からないサブブランドや用語がたくさんあるのも事実。そこでこの記事では、SHEINの正しい読み方と主要サブブランドの読み方、SHEIN内の検索でよく使う用語を解説します。
SHEINの正しい読み方は「シーイン」
そもそもSHEIN(シーイン)はどのようにして流行ったの?
店舗を持たない、越境ECであるSHEIN。その最大の魅力はやはり安さです。コスメやアクセサリーは数十円単位から購入でき、日本なら数千円はするような衣類も1000円台から購入することが可能。
SHEIN(シーイン)は安全?
あまりにも安価なこと、また越境ECということもあり、SHEINを危険視する声もありますが、結論から述べるとSHEINでの買い物は危険ではありません。
なお、セキュリティ面で心配な場合、支払いでPayPalを使うなどの対策を行うことをおすすめします。
SHEINの危険性については以下の記事で解説しているので参考にしてください。
ガーリー系からカジュアルまでSHEIN「サブブランド」も充実
先述した通り、SHEINはさまざまなサブブランドを展開しており、自分の好みに合った商品を探しやすくなっています。
SHEIN(シーイン)の主要なサブブランドの読み方と特徴
日本人にはなかなか読み慣れない、SHEINの主要なサブブランドの読み方をご紹介します。
【コスメ系】SHEGLAM(シーグラム)
SHEGLAM(シーグラム)はSHEINオリジナルコスメブランド。
【韓国系】DAZY(デイジー)
DAZY(デイジー)はSHEINの韓国服レーベル。
【韓国系】DAZY Less(デイジーレス)
DAZY Less(デイジーレス)も韓国服レーベルですが、こちらはDAZYよりもシンプルなデザインが取り揃えられているのが特徴。
【韓国系】Honeyspot(ハニースポット)
Honeyspot(ハニースポット)も同じく韓国系ファッションを扱っていますが、こちらはよりガーリーなデザインの服が取り揃えられています。
【カジュアル】MOTF(モティフ)
MOTF(モティフ)はSHEINのプレミアライン。
【ボヘミアン】EMERY ROSE(エメリーローズ)
EMERY ROSE(エメリーローズ)は、ボヘミアンと都会的なスタイルを組み合わせたデザインのアイテムが多いブランド。
【スポーツ】GLOWMODE(グロウモード)
GLOWMODE(グロウモード)はスポーツウェア、ヨガウェアに特化したブランドです。
【デザイナーコラボ】SHEIN X(シーイン エックス)
SHEIN Xは若手デザイナーの立ち上げ支援プログラム。他のブランドとは違い、ウェブページでは若手デザイナーのプロフィールもあり、デザイナーを選んで服を選ぶことも可能です。
【ランジェリー】LUVLETTE(ラブレッテ)
LUVLETTE(ラブレッテ)は女性用ランジェリーやルームウェアなどを取り扱っています。
【ペット】PETSIN(ペッツイン)
PETSIN(ペッツイン)は、ペット専用ブランド。ペット用品やペット服などが売られています。
【シューズ】CUCCOO(ククー)
CUCCOO(ククー)はシューズ専門ブランド。
SHEIN(シーイン)内の検索でよく使う「用語」一覧
ここからは、SHEIN内でよく使う「用語」や「言葉」を解説します。SHEINでは独特な「用語」が多く、用語やサブブランドの固有名詞を一切知らない状態だと案外目当てのアイテムを探しにくいものです。
これらの用語をマスターすることでSHEIN内でアイテムを見つけやすくなります。
【平野】無地
SHEINで言う「平野」とは「無地」のこと。
【帆立貝】半円モチーフ
「帆立貝」は、スカラップのデザインのこと。たとえばトップスの襟などの切り口が連続した半円モチーフになっているデザインを指します。
【ボーホー】ボヘミアン、民族的
「ボーホー」は、ボヘミアンとSOHOを掛け合わせたファッション造語で、都会的でありながらも、民族的な要素を持つデザインのことを指します。
【結び目】リボン
「結び目」はリボンモチーフの服のデザインを指します。ガーリー系のワンピースから、スタイリッシュなシャツドレスまで、ジャンルの幅が広い印象を持ちました。
【レタストリム】メロウリブ
「レタストリム」はいわゆるメロウリブのこと。縦方向に溝のあるデザインとなっています。
【ソリッド】シンプル、単色
「ソリッド」はファッション用語で「単色の無地柄」のこと。
【ミニマリスト】コンパクトサイズ
「ミニマリスト」は本来、必要最低限で暮らしていくライフスタイルのことを指しますが、SHEINでは「コンパクトサイズ」のものを指します。
まとめ
筆者はこれまで何度かSHEINで買い物したことがありましたが、実は恥ずかしながら「サブブランド」や「用語」についてはあまり意識していませんでした。そのためSHEINのおすすめアイテムの情報などはSNSで収集し、アイテムの商品ページに個別にアクセスして購入していた形です。
つまり筆者はこれまで、あまりSHEIN内の検索を使いこなせていなかった形です。サブブランドやレーベルごとで毛色の違う商品を出していることを知っていると、そのブランド単位で商品を探すことができます。また、読み方を把握していることで、友人や家族ともSHEIN情報を手軽に共有することができるでしょう。併せてSHEIN用語の正しい読み方も理解すれば、よりアイテムを探しやすくなります。
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)