この記事で伝えたいこと
・ニューバランスの一部店舗には足を360度から測定できる「3Dスキャン」というサービスがある
・実際、著者がこのサービスを受けてみたところ、自分の靴サイズのチョイスが間違っていたことがわかった
・新しく靴を購入する前に、できる限りこのサービスを受けておくことを強くオススメする
ニューバランスが提供する「3Dスキャン」サービスとは?
ニューバランスの店舗サービスの中に「3Dスキャン」というものがある。
これは、「専用の機器を用いて足を360度方向から測定し、その人の足に合ったシューズを提案するサービス」のことである。さらに、測定後に必要事項を入力すればデータをスマホやPCに送ってもらえるため、いつでもどこでも自分の足のサイズや特徴が確認できる。
もちろん、ニィーバランス以外の店舗やブランドの靴を購入するときも、このデータを参考にすることで自分の足にピッタリなモデルを選べるようになるだろう。
なお3Dサービスを提供しているのは以下の店舗のみ(2019年9月現在)
札幌、原宿、銀座、六本木19:06、お台場、名古屋、大阪、グランフロント大阪、京都藤井大丸
実際にやってみると、自分の靴選びが間違っていたことがわかった
今回は「六本木19:06」で測定してきた。測定の流れは以下の通り。
(1)店員さんに「3Dスキャンを受けたい」と伝える
(2)専用の機器に乗って測定する
(3)データに基づいて店員さんからアドバイスを受ける
(4)希望する場合は必要事項を入力してデータをスマホやPCで受け取る
専用機器は上記のようなもので、測定は本当に「一瞬」で終わった。
測定後は店員さんがタブレットを使いながらアドバイスをしてくれた。
僕の足は「足幅広め、足のアーチは少し歪んでいるが正常の範囲内」とのこと。また、左右差についてもしっかりデータ化されていた。
こんな感じで一覧表示も可能。なお、必要事項を入力すればデータをもらうこともできる。
僕はこれまで「25.0cmの横幅2E(広め)」が自分のベストと思って靴を選んできた。
しかし、店員さんからは「モデルによって素材による伸び縮みや型の違いがあるため、靴のサイズや横幅だけでベストな靴を選ぶのはなかなか難しい」という話があった。
実際、僕の場合だとこれまで限定モデルが出ても「横幅の展開がD(標準)ばっかりで2E(広め)がないから買えないな」と思っていたが、モデルによっては「DでもOK」とのことだった。
このように、測定を通して本当に自分にあった靴選びの仕方がわかったのは、大きな収穫である。
「足の測定データ」という靴選びの基準を持っておこう
成人になると、よほどのことがない限り足のサイズや形は変わらない。
3Dスキャンのようなサービスを一度受けておくと、それ以降の靴選びがグッと楽になることは間違いないだろう。