ネットオークションや自営業の事務でレターパックプラス・ライトを大量に使っている人は多いだろうが、2019年10月1日から消費税が10%になったあと、10月1日以前に購入しストックしているレターパックはどうなるのだろうか? 今回は10月から値上されたレターパックをどうすればいいか解説しよう。
旧封筒は手数料42円で新封筒に交換してもらえるが……
(Image: Amazon.co.jp)
2019年10月1日から消費税が10%なったが、10月1日以前に購入しストックしているレターパックプラス・ライトはどうすればいいのだろうか?
そもそもレターパックは、定額で日本全国どこでも信書も送れるサービス。専用封筒を買って、重さ4kgまでのものを封筒の中に入れて厚さ制限なしで510円で送れるレターパックプラスと、厚さ3cmまでなら360円で送れるレターパックライトの2種類があった。
しかし、10月1日からはレターパックライトが370円に、レターパックプラスは520円に、それぞれ10円ずつ値上げされた。郵便局に行けば旧料金のレターパックは42円の手数料を払うことで、新料金対応の封筒に交換してもらうことはできる。だが、10円の値上げなのに交換手数料を40円以上支払うのは納得できないだろう。
レターパックプラスは厚さに制限がないので、4kgまでならパンパンに荷物を入れてもOK。ゆうパックより安く送ることができる
差額は10円切手を封筒に貼るだけでOK!
2019年10月1日から消費増税によって10円ほど値上がりしたレターパックだが、ネットオークションや自営業で大量にストックしている人も多いだろう。果たして古いレターパックはどうなるのだろうか? わざわざ40円以上の手数料を支払って新封筒に交換しないといけないのだろうか?
実は、その答えは郵便局の公式サイトにある。それによると、旧封筒は10月1日以降も利用できるが、発送する場合は封筒に差額の10円切手を貼り付けるだけでOKとのこと。つまり、近所の郵便局やローソンなどで10円切手を買ってきて、封筒に貼り付ければ大丈夫。旧封筒は決して無駄にならないのだ。なお、レターパックは「LetterPack360」や「LetterPack510」のロゴに消印が押されるので、その下に10円切手を貼るのがベターであろう。
レターパックは「LetterPack360」や「LetterPack510」のロゴが切手代り。消印もロゴに押されるので、10円切手はその下にを貼れば大丈夫
●郵便局「レターパック」(公式)は→こちら
(※2019/10/10 記事の一部を訂正いたしました)