「ググる」若年層ほど知らない!? 背景に”新たな造語”の誕生?【サウナーチ調べ】

「ググる」という言葉を普段から使っている人はどのくらいいるだろうか。「ググる」とは「Googleで検索をする」を略したもので、最も使用される検索エンジンがGoogleであることから生まれた造語。この言葉自体は10年以上前から使われているように感じるが、現在どれぐらいの人が認知しているだろうか。株式会社CREAKSが運営するサウナポータルサイト「サウナーチ」は、15歳から39歳を対象に「ググるに関する」アンケートを実施した。

10~30代の9割は「ググる」を知っている

7パーセントが「知らない」と回答(「サウナーチ」調べ)

「ググるという言葉を知っていますか?」という質問に対しては、約7割の人がよく知っていることが判明した。ついで「少し知っている」が約19%、「聞いたことはある」が約5%となり、聞いたことがある言葉として認識している。実際に使うかどうかは別として「ググる」を知っている人は全体の9割ほどにのぼる。

しかし、ここで注目したいのは「知らない」と回答した人が7%いることである。「ググる」という言葉は、ネット社会において広い世代で使われているかと思いきや、知らないと回答した人は一体、どの世代なのだろうか。

10代の10%が「ググる」を知らないと回答

若年層ほど「ググる」を知らず、女性より男性のほうが知らない割合が高い(「サウナーチ」調べ)

「ググる」を知らないと回答した7%の内訳を世代別でみると、最も多いのが「10代」で10%、ついで「30代」6%、「20代」5%となり、10代の認知度が他の世代に比べて低い結果となった。

「ググる」を知らない層は、とくに10代男性に多いようだ(「サウナーチ」調べ)

さらに、男女別で比較すると男性8.54%、女性5.15%と男性の方が約1.7倍高い結果に。10~30代男女において、「ググる」を知らないと回答したのは10代男性が最も多いことが判明した。今やSNS時代と言われ、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなどさまざまな場所で情報を収集することができることから、Googleで検索する若者が減っているとも考えられる。

近年ではInstagramやX(旧Twitter)でハッシュタグ検索をする、通称「タグる」やアカウントで検索する「アカる」などの言葉も登場。SNSによって「ググる」に代わる新たな造語が親しまれているようだ。

今の10~30代の間ではほとんどの人が認知している「ググる」だが、時代によって新たな検索用語が生まれていることからも、「ググる」という言葉が死語と呼ばれてしまう日が来るのも、遠い未来ではないのかもしれない。

出典元:【サウナーチ

※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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