株式会社NEXERが運営する、スマートフォンの機種変更に役立つ情報を発信するWebサイト「スマートフォンPLUS」がスマホのトラブルに関する調査を実施した。その結果、スマホを利用している人の7.2%が「トラブルに巻き込まれたことがある」と回答。トラブルに巻き込まれそうになった人や、実際に巻き込まれてしまった人がどのように対処したのか、アンケート調査の結果から見ていく。
スマホのトラブルに巻き込まれたことがある人の割合を調査!
携帯電話所有者のうち、実に95%以上がスマートフォンだと言われる昨今。高い利便性の一方で、使い方を誤ると個人情報の漏洩につながったり、詐欺の被害に遭ったり、SNSでのトラブルに巻き込まれたり…と、落とし穴にはまってしまう危険性も。実際にトラブルに巻き込まれそうになり、肝を冷やしたことがある人も多いのではないだろうか。
同社が実施したスマホのトラブルについてのアンケートは、事前調査で「スマートフォンを持っている」と回答した全国の男女1000人に対し、2024年1月17日から19日までの期間、インターネット上で行われた。この調査によると、スマホを利用している人の7.2%が「トラブルに巻き込まれたことがある」と回答。さらに約10%の人が「巻き込まれそうになったことはある」と回答したことも判明した。
被害に遭わないために気を付けるべきことは
では、トラブルに巻き込まれそうになってしまった人や、実際に巻き込まれてしまった人はどのように対処したのだろうか。
実際の事例について聞いてみると「おかしなアカウントからフォロー&DMされる」「知人のアカウントが乗っ取られ、そこから連絡が来たことがある」「出会い系サイトに誘導されそうになった」といったSNSやメールにまつわるものから、「60万ほどアフィリエイトの指導つきの電話対応で習っていたら、電話ができなくなって、LINEも音信不通になった」「ネットショッピングの振り込み詐欺」のように、実際に詐欺に遭ってしまったという声も。
なかには「お金は返ってこない」と、泣き寝入りをしてしまっている人もいるようだ。
アンケートでは、これらの被害に遭わないために気を付けていることについても調査。「メールでおかしな日本語がないか、httpsになっているか、ドメインが正しいか確認している」「同じ手口の詐欺がないかグーグルで調べる」など、トラブルを未然に防ぐために自衛をしているという人が多いようだ。
ほかにも「セキュリティの強化」「怪しいリンクは開かない」「フリーのWi-Fiでログインしない」といった、すぐに実践できる対策も。巧妙化する詐欺などから身を守るためにも、日ごろのスマホ利用方法から気を付ける必要がある。
出典元:【スマートフォンPLUSによる調査】