音楽や動画などの視聴に欠かせない“イヤホン”。近年は有線イヤホンに加えワイヤレスイヤホンも普及し、街中でよく使用している人を見かけます。では、実際に使用しているイヤホンで人気が高いのはどのタイプなのでしょうか。今回は、パナソニック株式会社が首都圏の学生・社会人計600人を対象に実施した「イヤホンの使用実態に関する最新調査2024年」をご紹介します。
イヤホンを2個以上所有する人は6割以上! ワイヤレスタイプが人気を誇る
まずは「イヤホン(有線・無線問わず)はいくつ持っていますか?」とたずねたところ、38.8%の人が「2個」と回答。14.0%が「3個」、8.5%が「4個」と答えており、2個以上のイヤホンを所有している人が6割超(61.3%)であることが明らかになりました。
次に「所有しているイヤホンのタイプ」を質問すると、「有線イヤホン」が58.7%、「ワイヤレスイヤホン(左右一体型)」が42.5%、「ワイヤレスイヤホン(完全独立型)」が51.7%と、どのタイプも所有率が高いことがわかりました。では、どのイヤホンを最も使用する人が多いのでしょうか。
「所有しているイヤホンの中で、最も使用頻度が高いタイプ」をたずねたところ、「ワイヤレスイヤホン」の左右一体型と完全独立型が合計で73.5%にのぼり、普段使用するのは“無線タイプ”であるとわかりました。また「ワイヤレスイヤホン」と回答した20代社会人は80.5%で、有線タイプよりも圧倒的な人気を誇っています。
有線タイプ/無線タイプそれぞれに持つイメージは?
有線タイプ・無線タイプのイヤホンがある中で、ユーザーはイヤホンにどのようなイメージを持っているのでしょうか。そこで、「有線タイプ/無線タイプのイヤホンについて感じること」を質問しました。
“有線タイプ”に感じることで最も多かったのが「コードがわずらわしい」という回答。コードのからまりなどにストレスを感じてしまうのかもしれません。一方、「接続が安定している」「比較的安価だ」というメリットもあがっています。とくに「接続が安定している」ことにおいては、リモート授業やリモート会議などで重宝され、需要があることが考えられます。
続いて“無線タイプ”に感じることをたずねると、「比較的高価だ」とのネガティブな回答が最も多く見られました。一方、有線タイプではポイントが低かった「かっこいい」「高品質」といった項目で高ポイントを獲得しています。
自宅での使用理由は「一人の世界に没頭したいから」
「イヤホンを使用するシーン」をたずねたところ、「通勤・通学を含む移動時」が72.7%で1位にランクイン。他に、「動画鑑賞(YouTubeやSNSなど)」の47.5%や「音楽鑑賞」の46.2%も高い割合を占めています。
「家にいるときにイヤホンをつけるのはどのような時ですか」という質問に対しては、「一人の世界に没頭したい」が69.5%で最も多い回答となり、ついで「周囲の音を遮断したい」(47.8%)という回答があがりました。音楽や動画を鑑賞するうえで、一人の時間を大切にしたいと考える人や、集中したいという人は多いようです。
音質にこだわりを持つ人が多数! 一方、不満を抱える人も
通勤・通学時や家など多くのタイミングでイヤホンを使用する人が多い中、「使用するイヤホンの音質のこだわり」についても質問。すると、「とてもある」「少しある」の回答が合計で51.8%となり、半数以上が音質をこだわっていることがわかりました。
最後に「イヤホンを使用していて感じる不満点」をたずねると、「音が途切れる(35.5%)」「複数ツールの切り替えが手間(28.5%)」という回答が多く見られました。
今回の調査結果から、イヤホンは若い世代の間で「ワイヤレス(無線)タイプ」が普及しており、音質にこだわりを持っている人も一定数いることがわかりました。ライフスタイルや用途にあわせて、自分に合ったイヤホンを選んでいきたいですね。
出典元:【パナソニック株式会社/PR TIMES】