生活に欠かせない存在であるスマホ。依存症になってしまう人もいるため、食事中に使用する人も決して少なくないのではないでしょうか。今回は、味の素株式会社が日本全国の10代~20代の男女1132名を対象に実施した「食事中のスマートフォン利用に関する意識調査」をご紹介します。
7割以上が「飯スマホ」をされた経験あり! 強い不快感を覚える
はじめに「食事中に相手にスマホを触られた経験はありますか?」とたずねたところ、7割以上(76.8%)が「ある」と回答。いわゆる「飯スマホ」は当たり前のようにおこなわれていることがわかりました。
次に「誰かと食事をしている場面で相手の『飯スマホ』を不快に感じたことはありますか?」とたずねると、6割以上(65.1%)が「不快に感じる」と回答しています。特に相手が友人・知人の場合に強く不快感を覚えているようです。
その理由として、「相手が話を聞いてないと思ったから」「自分よりも優先されていると感じたから」「相手が楽しくない、つまらないと感じていると思ったから」などの回答が見られました。
「飯スマホ」を注意されたことがある人は約半数! そのうち大半が「不快に感じた」
「飯スマホ」に不快感を覚える人は多いようですが、反対に自分が「飯スマホ」をすることはないのでしょうか。
そこで同調査では、「食事中につい『飯スマホ』をしてしまい、『相手が不満に思っているかもしれない』と感じたことはありますか」と質問。その結果、27.4%が「そう感じる」、44.5%が「ややそう感じる」と回答。あわせて7割以上(71.9%)の人が相手の不満を感じていることが明らかになりました。
相手に「飯スマホ」をされたことへ不快感を覚えているにもかかわらず、自分もつい「飯スマホ」をしてしまっている人は一定数いるようです。
「食事中にスマホを触った経験がある」と答えた人を対象に、「相手に食事中のスマホ使用を注意されたことはありますか」とたずねると、49.8%が「はい」と回答。多くの人が飯スマホをしていますが、注意された人は半数以下の結果となりました。
また、注意された人に「注意されたときの気持ち」をたずねると、32.0%が「不快に感じた」、43.1%が「少し不快に感じた」と回答しています。
最後に、「食事相手に『飯スマホ』を注意しなかった理由を教えてください」とたずねたところ、「不満を言うほどのものでもないと思ったから」「食事中の雰囲気を壊したくないから」「自分がした経験があり注意しづらいと感じたから」という回答が寄せられました。
今回の調査結果から、「飯スマホ」をされると不快感を覚え、自分が「飯スマホ」をしたときには“相手が不満を感じている”と思っていることがわかりました。「飯スマホ」がつい癖になってしまいっている人も多いため、やめるためには誰かに注意してもらうことも大切なのかもしれません。
出典元:【味の素・飯スマホやめ~い!】