「鼻うがい」が推奨される理由と方法とは! 花粉症や風邪予防に効果抜群! 

花粉症といえば春のイメージがありますが、実は1年を通して花粉は飛散しており、季節を問わずアレルギー性鼻炎を引き起こしています。
中でも秋の花粉は粒子が小さく、気管に入って喘息のような症状を引き起こすこともあるため要注意です。また、寒くなるにつれて流行するのが風邪やインフルエンザ。
そんな厄介な症状を予防・改善できるのが「鼻うがい」。
鼻をかむよりもすっきり爽快!自宅で簡単に行える「鼻うがい」の方法をお届けします。

なぜ鼻うがいが良いのか?

(Image:Shutterstock.com)

 花粉症や風邪対策には、喉をガラガラとうがいをするのが一般的な方法でした。
 しかしこの方法では実は十分に予防できません。ウイルスや花粉が付着するのは、鼻の奥にある上咽頭という部分。喉のうがいでは洗い流すことができません。
 鼻うがいでは、上咽頭を水で洗い流すことができるため、風邪予防や花粉症に効果的であると言われています。

簡単!痛くない!鼻うがいの方法

(Image:Shutterstock.com)

 鼻うがいというと、鼻に水を入れるので何だかツーンとしてすごく痛そうなイメージを持たれるかもしれません。
 でも大丈夫!私も毎日行っていますが、痛みを感じたことは一度もありません。痛くない鼻うがいの方法を紹介していきます。

 

【準備する物】
①鼻うがい容器

(Image:Amazon.co.jp)

こちらは私がいつも使用している『鼻洗浄器 ネティポット』。amazonで660円。使い勝手もコスパも良いです。
②150㏄のぬるま湯(一度沸騰させたもの)
③塩 ティースプーン半分(1g)
以上。準備するのはこの3つだけです。

 

【鼻うがいの方法】
①ぬるま湯の中に塩を入れて、0.9%の生理食塩水にします。
真水が鼻に入るとツーンとしますが、それは体の体液と水の浸透圧が違うためにおこります。0.9%生理食塩水は体液と同じ浸透圧なので、全く痛みを感じません。

 

②前かがみの状態で、左右どちらかの鼻にポットの先端を差し込みます。
差し込んだ方の鼻と反対側に顔を傾け、生理食塩水をながしていきます。しばらくすると、
反対側の鼻からツーっと水が垂れてきます。これを左右行うだけです。

 

私は顔や首が濡れてもいいように、お風呂に入る際に浴室に持ち込んで行っています。

1日たったの3分で辛い症状が緩和!

 筆者は、鼻うがいを毎日の日課にして以来、鼻を取り出して洗いたくなるようなムズムズ感から解放され、驚くことに風邪もほとんど引かなくなりました。
 1日たったの3分で行える鼻うがい。花粉症の方や、風邪を引きやすい方にはとてもおすすめです!
 何より鼻うがい後の爽快感は病みつきになることでしょう。

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文=ざわみ/フリーライター

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