何かを調べる際、ほとんどの人がまずパソコンやスマホでWeb検索する現代。しかし、広告や信用性の低いサイトが上位に表示されるなどによって思わずイラっとする瞬間もあるだろう。今回は検索する際にストレスを感じる瞬間を、ランキング形式で紹介していこう。
多くの人が「無関係な情報が検索でヒットする」ことにイライラ
株式会社NEXERが運営するSEOのノウハウやお役立ち情報を発信する「SEOの知恵袋」は2024年5月7日~10日に「検索でイラっとすることに関するアンケート」を実施し、631サンプルの有効回答を得た。
アンケート結果によると、最も多くの人が検索する際にイラっとしたのは「関係ないものが検索にヒットする」だった。235票の回答が集まり、回答者からは「求めていることがスムーズに提示されないと効率的ではない」「時間が取られる」などの声が寄せられている。調べたい内容とは異なる情報がヒットすると、ストレスがたまってしまうようだ。
第2位は「検索結果にPR(広告)が出てくる」で176票。「関係ない広告だから」「アダルトなものが出てくる」「PR広告は自分が求めている情報とは違うものが多いため」などが、イラっとする理由として挙げられた。広告が検索結果にマッチしていれば良いのかもしれないが、無関係であるとストレスになるのだろう。また、検索上位に広告が表示されると求めている内容を見つけにくいことも不満につながっているのかもしれない。
どの「イラっとすること」に共感できる?
ランキングでは「関係ないものがヒットする」「PRが出てくる」の上位2回答が得票数の過半数を占めており、3位以下は僅差という結果となっている。35票を得た第3位は「いかにも怪しいサイトが出てくる」という回答。「トラブルになりたくないから回避したい」「サイトをクリックしてしまったときにセキュリティの面で不安になるから」などの理由からストレスを感じているようだ。
そのほか「調べようとすると通販サイトが出てきて煩わしい」「どこのページに欲しい情報があるかわからない」「質の低い・内容がスカスカなサイトが上位に出てくる」といった検索する上でストレスがたまる要因が挙げられている。いずれも検索の妨げになっていることや期待している情報が得られないことが、ユーザーをイライラさせてしまっているのだろう。
圧倒的な票数を得ている1位と2位はもちろんのこと、3位以下の意見についても誰しもが一度は感じたことがあるのではないだろうか。これらのイライラ要因を解決するのは難しいため、自分の求めていない検索結果や情報が表示されても、それを楽しむくらいの余裕をもってWeb検索を利用するのが良いのかもしれない。
出典元:【SEOの知恵袋】
※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)