近年、中国のECサイトが低価格で話題になっています。その中でも特に話題となっているのが「Temu(テム)」。この記事ではTemuの低価格の理由と、同じ商品がAmazonでどの程度の価格で販売されているかを検証してみました。
中国通販サイト「Temu」とは?
Temuは中国発のECサイト。最大の特徴は、商品価格が非常に安いことです。
価格が安い中国ECには他にSHEINも挙げられますが、SHEINが衣料品を中心に扱っている一方、Temuは衣料品のほか、電子機器や家具などさまざまなアイテムを扱っているのが特徴。「中国版Amazon」ともいわれています。
「Temu」が安く商品を販売できるワケ
Temuが安く商品を販売できる理由としては、「中間業者を省いているため、工場から直接仕入れているため、中間コストがかからない」「類似商品同士で価格競争が起きるため、価格が引き下げられる」ことが挙げられます。
日本では2023年7月にサービス提供が開始され、Z世代を中心に人気を博しています。
Temuの商品の品質は?
Temuが話題になっている一方、「届いてみたら不良品だった」「破損している」といった声が聞かれることもあります。一方、temuでは多くの場合、届いた商品が破損していた場合、返品なしで返金を受け付けてもらえます。また、返品NGの商品以外は購入日から90日以内であれば返品可能。
つまり、Temuは他の通販サイトに比べて商品の品質が保証されているわけではないものの、不良品が当たった場合には返金を受け付けてくれやすいといえます。
【Temu VS Amazon】同商品の価格を比べてみた
TemuとAmazonでは同じ商品を販売していることもありますが、価格にはどのような差があるのか調べてみました。
・太陽光扇風機
参考元:Temu公式サイト
参考元:Amazon公式サイト
・ノートPC
参考元:Temu公式サイト
参考元:Amazon公式サイト
・ソケットレンチセット
参考元:Temu公式サイト
参考元:Amazon公式サイト
電化製品など、物によってはAmazonの方が安い商品はあるものの、基本的にはTemuの方が安いパターンが多いことが分かりました。
先述した通り、Temuの場合は商品の質が低いこともあるため、ほしい商品がある場合は別の通販サイトや実店舗でも探すのもおすすめ。その際はレビューをきちんとチェックしたり、店員さんの話を聞くようにしましょう。
※サムネイル画像(Image:T. Schneider / Shutterstock.com)