日常的に利用するサービスには手数料がかかるものもあれば、かからないものもあります。この「手数料」についてZ世代の若者たちはどのように考えているのでしょうか。調査結果が届いているので見ていきましょう。
Z世代の大学生の8割が「ATM手数料」が気になると回答
株式会社RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、サークルアップに登録する大学1年~4年生200人を対象に、2024年6月16日に「大学生の手数料に対する意識」に関する調査を行っています。
まずは、ATMの手数料について調査。「あなたはATMでお金を引き出す際に生じる手数料を気にしますか?」と質問したところ、「気にする」が60%、「少し気にする」が21%で、合わせて81%が手数料を気にしていることがわかりました。反対に「気にしない」が8%、「あまり気にしない」が11%で、19%が「気にしない」という結果になっています。
「手数料を気にする」と回答した人の自由回答では、「(そもそも)ATMを利用しない」「(手数料がかからない)月3回までにしている」といったコメントが寄せられ、手数料がかからない方法で銀行口座のお金をやりくりしている様子が伺えます。
「UberEATSやメルカリの送料」を気にするZ世代も8割
続いて、「あなたはUberEATSやメルカリで送料を気にしますか?」と質問。すると、「気にする」が57%、「少し気にする」が23%で、合わせて80%の人が送料(手数料)を「気にする」と回答しました。これは先ほどの設問とほぼ同じ割合で、Z世代の大学生はATM手数料だけでなく、サービス利用時に発生する「手数料」そのものを気にしているようです。
ちなみに「気にならない」という回答も、「気にしない」が8%、「あまり気にしない」が11%で、合計19%という内訳となっており、ATM手数料に関する設問と変わらない結果でした。
今回は大学生を対象にした調査でしたが、「手数料」や「送料」に関してはZ世代だけに限らず、世代をまたいで多くの人が“無料であるに越したことはない”と思っているのではないでしょうか。様々なサービスの中には無料で利用できる回数が設定されていたり、無料期間が設けられていたりするものもあるので、Z世代が工夫していたように、できる限りお得に利用できるよう事前にチェックしておきたいところです。
出典元:【サークルアップ】