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Suicaは駅の券売機以外でもチャージできるって知ってた?

JR東日本が発行している「Suica」は、全国の鉄道やバスはもちろん、お店での支払いもできてとっても便利な交通系ICカードです。最近はスマホで使えるモバイルSuicaも普及していますが、実は、Suicaへのチャージは駅の券売機だけでなく、特定の店舗でもできるのをご存じでしょうか? 

Suicaが利用できるお店は全国で180万店以上!

SuicaはJR東日本が2001年に導入した交通系ICカード。当初は鉄道への乗車や定期券、そして、駅の売店などで使えました。

その後、ほかの鉄道会社とも提携したことで、現在は日本全国の鉄道やお店でも利用できるようになったのは、皆さんご存じでしょう。

2024年6月現在、Suicaが使える路線は首都圏だけでなく、仙台、新潟、青森、盛岡、秋田、北海道、東海、西日本、九州、沖縄の各エリアとなっていて、ほぼ日本全国で使用できます。

また、お店での支払いもコンビニはもちろん、スーパーやファミレス、ファーストフード、ドラッグストアなど、日本全国のお店で利用可能となっています。

JR東日本の公式サイトによれば、現在、Suicaが利用できるのは日本全国180万店舗以上とのこと。旅行で地方に行ったときでも、いつも通りSuicaで支払えるのは心強いですね。

●JR東日本「Suicaが使えるお店」は→こちら

Suicaが利用できるお店は全国で180万店以上!1

JR東日本の公式サイトでは、日本全国180万店舗以上でSuicaが利用できるとあります(画像はJR東日本公式サイトより引用)

でも、Suicaはプリペイド方式なので、利用するには事前にチャージしておく必要があります。もちろん、モバイルSuicaであればスマホでチャージすることも可能ですが、カード式Suicaの場合はそうはいきません。通常、カード式Suicaのチャージは駅の券売機を利用する人が多いと思いますが、お店で使うときに街中でチャージしたいときもあると思います。その場合、いったいどこでチャージすればいいのでしょうか?

Suicaが利用できるお店は全国で180万店以上!2(Image:Ned Snowman / Shutterstock.com)

カード式Suicaのチャージといえば駅の券売機を思い浮かべる人が多いと思いますが、街中でチャージするにはどうしたらいいのでしょうか?

カード式Suicaのチャージはコンビニやイオンでもできる!

通常、カード式Suicaのチャージは、駅の券売機で行いますが、実はコンビニのレジでもできます。

2024年6月現在、現金でカード式およびにモバイルSuicaにチャージできるのはセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手コンビニのほか、イオンやダイエーなどのスーパーなどが対応しています。

●JR東日本「チャージ方法」は→こちら

■Suicaのチャージができるお店
【コンビニ】KIOSK/NEWDAYS/セイコーマート/セブン-イレブン/デイリーヤマザキ/ファミリーマート/ミニストップ/ローソン(100円ローソン)
【スーパー等】イオン/ダイエー/ピーコック/まいばすけっと
【ライフスタイル】くりの桃太郎/コジマ/ソフマップ/ツルハドラッグ/ビックカメラ
【ガソリンスタンド】アポロ/ENEOS

コンビニでSuicaにチャージできる金額は、500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円となっていますが、Suica自体のチャージ上限は2万円までとなっています。

チャージ方法は、レジの店員さんに「Suicaをチャージをしたい」ことを伝えて現金を渡せばOK。

また、セブン-イレブンは店内のセブン銀行ATMでSuicaのチャージが可能となっており、こちらもカード式Suicaだけでなく、モバイルSuicaのチャージにも対応してます。

カード式Suicaのチャージはコンビニやイオンでもできる!1

こちらがセブン-イレブンにあるセブン銀行ATM。カード式SuicaだけでなくモバイルSuicaのチャージも可能です(筆者撮影)

カード式Suicaのチャージはコンビニやイオンでもできる!2

モバイルSuicaはスマホでチャージできますが、セブン銀行ATMでもチャージすることが可能です(筆者撮影)

さらに、JR東日本グループが運営しているクレカ「ビューカード」があれば、オートチャージを設定することも可能となっています。この場合、改札を通ったときに一定の残高以下になると自動でチャージされるため、非常に便利に使うことができますよ。

オートチャージはSuicaが搭載されたビューカードはもちろん、ビューカードと連携したカード式SuicaやモバイルSuicaでも利用できるので、気になる人はぜひ導入してみましょう。

●ビューカード公式サイトは→こちら

Suica機能が搭載されているビューカード

筆者は、Suica機能が搭載されているビューカードを利用しているので、オートチャージが利用できてとっても便利です(筆者撮影)

モバイルSuicaならスマホで簡単にチャージできる

すでにモバイルSuicaを利用している人も多いでしょうが、こちらは当然、クレカから簡単にチャージでるので便利ですよね。

モバイルSuicaはアプリをインストールしてユーザー登録を行えば、その場ですぐに利用できます。もちろん、クレカを登録することで、スマホから残高にチャージもできます。

チャージ方法は、モバイルSuicaのトップ画面で「入金(チャージ)」をタップして、表示された金額を選択すればOKです。ただし、「ちょうどチャージ」を選ぶと、選択した金額ぴったりになるようにチャージできます。たとえば、残高が850円のとき2,000円を選ぶと差額の1,150円がチャージされるのです。

また、「その他」を選択すると500円、4,000円、6,000円といった半端な金額を選択することも可能となっていますよ。

モバイルSuicaにチャージする手順

モバイルSuicaにチャージする手順

モバイルSuicaの「入金(チャージ)」をタップして(左写真)、表示された金額を選択すればすぐチャージできます(右写真)

「ちょうどチャージ」を利用する手順

「ちょうどチャージ」を利用する手順

「ちょうどチャージ」を選択すると(左写真)、選択した金額になるように差額分だけチャージできます(右写真)

「その他」からチャージする手順

「その他」からチャージする手順

「その他」を選択すると(左写真)、500円、4,000円、6,000円といった半端な金額を選択できるようになります(右写真)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は鉄道やバスはもちろん、コンビニや飲食店、スーパーなどでも利用できる便利なSuicaのチャージ方法について解説しました。

Suicaは駅の券売機だけでなく、大手コンビニやイオンなどでも利用可能ですので、街中で利用したいのに残高不足という場面で試してみるといいでしょう。

もちろん、スマホのモバイルSuicaなら、その場でクレカから簡単にチャージできますので、ぜひ利用してみてください。

※サムネイル画像(Image:BT Image / Shutterstock.com)

西澤浩一
アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。趣味は乗り鉄であり、休日はフリーきっぷ片手に日本全国を徘徊中。お気に入りは青春18きっぷで乗れるリゾートしらかみ。他にもゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も趣味のひとつ。

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