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Apple「Vision Pro」が発売、目の健康への影響はないのか? 眼科医6名が検証【THE J.V.調べ】

Appleが開発したスマートグラス「Vision Pro」。日本では6月28日に発売されましたが、知っている人はどのくらいいるのでしょうか。その認知度に関する調査結果を見ていきましょう。

デジタルコンテンツと現実空間をシームレスに融合するスマートグラス「Vision Pro」

Appleの「Vision Pro」

Appleの「Vision Pro」は、アメリカでは2024年2月2日に先行発売されており、日本では6月28日の発売(画像は「THE J.V.株式会社」プレスリリースより引用)

「Vision Pro」は、Appleが開発した、世界初となる空間オペレーティングシステム「visionOS」を搭載したスマートグラスです。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの機能を備え、まるでデジタルコンテンツが自分のいる空間に物理的に存在しているかのように、シームレスに融合した世界観が楽しめます。

操作方法もシンプルで、LEDと赤外線カメラで構成された高性能アイトラッキングシステムが目線を捉え、空間にあるアイコンを見つめて指同士をタップするだけで直感的に動作を選択できます。また、片目あたりのピクセル数が4Kテレビを超える驚きの解像度のため、どんな場所にいようとも、映画やゲームなどの画像コンテンツが息をのむほどの臨場感を味わえるのも「Vision Pro」の魅力の1つです。

「Vision Pro」を「知っている」と回答した人は全体の15%

「Vision Pro」を知っていますか?

「Vision Pro」の認知度を調査したところ、「知っている」と回答した人は2000人中わずか301人、全体の15%であることがわかりました(THE J.V.株式会社調べ)

そんな先進的なスマートグラス「Vision Pro」ですが、日本ではいったいどのくらいの人が認知しているのでしょうか。「眼科経営学会」を運営しているTHE J.V. 株式会社は、全国の15歳以上89歳以下の男女2000人を対象に、Apple「Vision Pro」の認知度調査を実施しています。

最初に、「Appleから発売のVision Proを知っていますか?」と尋ねたところ、「知っている」と回答したのは2000人中わずか301人で、全体の15.05%でした。その内訳を年代別に見てみると、10代~30代までがそれぞれ20%を超え、40代が14.34%、50代以上は10%以下と、若い世代の方が認知度が高いという結果が出ています。

購入したいと思いますか?

「Vision Pro」を購入したいと思う人は約4割(THE J.V.株式会社調べ)

続いて、前項で「(Vision Proを)知っている」と回答した301人を対象に、「6月28日に日本でも発売が決定しましたが、購入したいと思いますか?」と質問。すると、「購入したい」と回答したのは130人で43.19%、「購入したくない」は100人で33.22%、「検討中」が71人で23.59%という結果でした。

さらに、「購入したくない」「検討中」と回答した171人を対象にその理由を尋ねると、最も多かった回答は「値段が高い」の70.76%でした。次いで「興味がない」の23.39%、「目に悪そう」の12.28%、「つまらなそう」の9.36%などの理由が挙げられています。

たしかに、一番安い256GBモデルでも、公式ストアの表示価格で59万9800円~とかなり高価なため、そう簡単に購入に踏み切れないのもうなずけます。

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