普段は車に乗っていなくても、休日には車でどこかに出かけようと考える人は多いだろう。自身で車を所有していなければ、レンタカーやカーシェアリングを利用する人も多そうだが、そんな時にあなたは何を車に持ち込むだろうか。電車旅などとは違い、車では特有の必需品がある。今回は車内で欠かせないものについて紹介しよう。
車のバッテリーを利用できるスマホ充電アイテムが必需品
パーク24株式会社が、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「車載グッズ」に関するアンケート結果を発表。スマホ充電機器が車載グッズにおける「必需品」・「持込み」・「おすすめ」の全てでトップという結果となった。
車内ではモバイルバッテリーがなくても、車のバッテリーを利用したスマホの充電が可能。USBポートがついていればそのまま充電ケーブルを差し込めばOK。USBポートがなく、シガーソケット(アクセサリーソケット)があれば、USBカーチャージャーや自動車用インバーターを接続すれば、充電が可能だ。あらかじめ利用する車で何を用意すれば充電できるか確認しておくことをおすすめする。
その他上位の回答は、ウェットティッシュや除菌グッズとなった。この2つは車でのお出かけでなくても持ち歩いている人は多いだろう。車にあるドリンクホルダーにすぽっと入るウェットティッシュは、車の中で転がることもなく使いやすいと好評だ。
若年層ほどスマホスタンドも必須に?
「クルマ運転時に最もおすすめする車載グッズ」を年代別に見ると、全年代でスマホ充電機器がトップではあるものの、年齢が上がるにつれてその他アイテムの割合が高くなっている。20代以下と30代ではスマホスタンドが2位にランクインしており、若年層にとってスマホは、車中でも「なくてはならないもの」であることを再認識できるだろう。一般的には、運転中にカーナビやカーテレビを操作できないようになっているため、「運転中でも小さな子どもにはテレビやアニメを見せてあげたい」と、スマホスタンドを持ち込もうと考える人が多いのかもしれない。
また、40代以上になってくるとウェットティッシュや除菌グッズ、日よけと答えた割合が高くなっている。日よけとはつまり窓に取り付けるサンシェードのこと。駐車時に取り付けるフロントガラスのサンシェードは、車内温度はもちろんダッシュボードやハンドルの温度の上昇を軽減する役割を持つ。特に夏場は熱くなりすぎてハンドルが持てないこともあるので、常備している人も多いと思うが、レンタカーなどには備えついていないことが多いので、持ち込む必要がある。ちなみに運転席・助手席の窓ガラスに取り付けるサンシェードも販売されているが、運転中は視野の妨げになるため、道路交通法の違反対象に。注意しよう。
出典元:【パーク24株式会社】