今となっては出会いの場として主流のマッチングアプリだが、年齢を重ねるほど「いいね」が貰えなくなったり、マッチングが難しくなったりするのでは…と不安に思う人もいるだろう。その境界線はどうやら20代と30代の間にあるようで、さまざまな変化があるという。今回は、マッチングアプリ利用時に感じる年齢の壁についての調査結果を見ていこう。
どの世代においても約6割以上が「マッチングアプリは若いほど有利」と回答
ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」は、2024年5月9日~22日、マッチングアプリ利用経験のある18歳以上の未婚男女225人を対象にインターネット調査を実施した。
マッチングアプリには出会い、婚活などを目的としたものや、世代別などさまざまな種類があるが、マッチングアプリは若いほど有利と思うか聞いたところ、10~20代、30代、40代全ての世代で6割以上が「若いほど有利」と回答した。男女別に見てみると、女性は71.2%が「若いほど有利」と回答しており、男性の57.0%と比べ10ポイント以上の差が出ていることが分かった。
なぜそう感じるのか聞いてみると、「プロフィールを見ると若い人のほうが『いいね』が多いように感じるから」「20代の頃からマッチングアプリを利用していたが、30代になった瞬間明らかに『いいね』の数が減ったから」と回答している人がおり、若い時のほうが「いいね」をもらいやすく、実際の出会いにつながりやすい傾向があるようだ。
30代以降は約半数が年齢の壁を感じている
マッチングアプリは若い時ほど有利だと感じる人が多いと分かったが、実際に年齢の壁を感じたことがあるのだろうか。10代・20代の約8割が「ない」と回答しているのに対して、30代以降は5割以上が年齢の壁が「ある」と回答。30代を迎える前後で年齢の壁を感じやすくなるのかもしれない。
では、どんな時に年齢の壁を感じるのだろうか。年齢の壁を感じたことが「ある」と回答した88人に聞いてみると、1位が「『いいね』がつきにくい」だった。「20代の頃は追い付かないくらいの『いいね』をもらっていたが、30歳になった当日から明らかに『いいね』の数が減った」と回答する人もいた。
マッチングアプリの「いいね」数は人気度を測るバロメーターのため、アプリによっては「いいね」が少ないとマッチング成立自体が難しくなるだろう。続いて2位には「『いいね』の層が変わった」がランクイン。「いいね」の数だけでなく、してくれる層も変わるようだ。年齢が上がるとともに、女性は年上の男性から、男性は年下の女性から「いいね」される傾向があると判明している。そして、3位は「マッチしにくい」という結果に。年齢とともに「いいね」がつきにくくなり、結果としてマッチする頻度も下がるのだろう。
もし年齢の壁やマッチングのしにくさを感じるのであれば、利用するアプリの属性や年齢があなたに合っていないのかもしれない。自分に合ったアプリを見つけてみてほしい。
出典元:【マッチングアプリ大学】