【4】Amazon Kids+
Amazon Kids+は、児童書、ビデオ、知育系ゲームなど、3~12歳向けの数千点のコンテンツを提供しているお子様向け定額サービス。知育に適した図鑑や歴史マンガ、動画、ゲームなどの使い放題サービスと捉えると、位置づけが分かりやすいかもしれません。
単なる使い放題ではなく、親の方が子どもの「使いすぎ」を防止しやすい仕組みになっている点も長所。対象年齢に応じて適したコンテンツを自動で表示したり、使い過ぎを防止するための利用時間の上限設定や制限など、保護者も安心して利用できる設計となっています。
・月額980円(プライム会員の場合は月額580円)
・キッズ向けのコンテンツが数千点使い放題
Amazonプライムに加入している場合の特典
通常のプランは月額980円ですが、プライム会員は月額580円で利用できます。年間プランの場合は、プライム会員は年額4,800円となり、さらにお得になります。通常の無料体験期間は1カ月間で、プライム会員の場合も同様となります。
【5】Amazon Business Prime
Amazon Businessプライムは、ビジネス利用に特化した機能と特典を提供する年間会員プログラムで、Amazonビジネスアカウントを持っているユーザーが利用できるサービスです。対象商品のお急ぎ便を無料で利用できる他、購買データの可視化など、購買活動の管理が可能な様々な機能を提供しています。
・Duo Amazonプライム会員限定 無料
・Essentials 年会費5,900円
・Small 年会費13,500円
・Medium 年会費37,800円
・Unlimited 年会費270,000円
Amazonプライムに加入している場合の特典
Amazonプライム会員は、BusinessプライムDuoが年会費無料で1ユーザーまで利用可能です。利用するには、Amazonプライムの個人アカウントとビジネスアカウントの紐づけが必要で、紐づけるとAmazon購買データ、まとめて配送、無料お急ぎ便などの、Businessプライムの特典が利用できるようになります。
【番外編】Amazon Fresh(※リニューアル済み)
番外編的な位置づけとして、「Amazon Fresh」もご紹介します。Amazon Freshは、生鮮食品・飲料・お酒・専門店グルメから、日用品や雑貨まで必要なものが1カ所で揃う配送サービスです。
このAmazon Freshに対して「月額500円のサービス」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。しかし同サービスは2021年にリニューアルしており、実は月額料金無料のサービスに生まれ変わっています。
実質的な「ネットスーパー」の利用に月額料金がかかるのはちょっとなあ……と思っていた方は、改めてサービスをチェックしてみても面白いかもしれません。
注文した商品は最短約2時間で受け取りが可能。朝8時から深夜0時まで(エリアにより朝7時から夜11時まで)の2時間ごとにお届け時間を指定できます。対象エリア内であれば、全てのAmazon会員が利用できます。
・全てのAmazon会員が利用可
・最低注文金額は4,000円
・通常配送料690円、1回のご注文が10,000円以上で通常配送料が200円(プライム会員の場合は、通常配送料は490円、1回のご注文金額が10,000円以上で配送料無料)
なお対象エリアはまだまだ限定的で、最低注文金額と配送料が高めである点は難点。筆者が記事執筆にあたって確認した限りでは、地域のネットスーパーでの購入の方が安いケースも多いようです。
Amazonプライムに加入している場合の特典
Amazon Freshは、追加登録手続きや会費が不要で、全てのAmazon会員が利用可能。そしてプライム会員であれば、通常配送料は490円ですが、1回のご注文金額が10,000円以上の場合は配送料無料で利用できます。プライム会員以外の通常の配送料は690円、1回のご注文が10,000円以上で通常配送料が200円になります。それぞれ最低注文金額は4,000円です。
Amazonプライム未加入の場合、魅力が薄いサービスも多いかも?
Amazonの「Amazonプライム以外のサブスク」をいくつかご紹介してきましたが、Amazonプライム未加入の場合には魅力が薄れてしまうサービスが少なくないと言えるかもしれません。たとえばAmazon Music Unlimitedの場合、プライムに入っていないと月額料金が1,080円。Spotifyは月額980円であることを考えると割高です。
他にも「Amazon Kids+」の場合、知育系のサブスクには競合として「dキッズ」が挙げられるでしょう。dキッズは月額409円(税込)。Amazon Kids+はプライム非会員の場合、月額980円であり、価格に倍以上の開きがあります。
つまり「Amazonプライム未加入」の場合、他社サービスの方が割安なケースもありそうです。逆に言えばプライム会員であればお得さが際立つケースもあるため、「Amazonプライム以外のサブスク」に加入する場合は自身のプライム会員資格を事前にチェックすることをおすすめします。