SNS慣れしたZ世代にとっての一人暮らしはストレスなの? その理由は【ミンテルジャパン調べ】

大学入学や、社会人になると一人暮らしをスタートする人は多いだろう。また、晩婚化が進む現代は単身世帯が増加傾向にあるという。一方で「おひとりさま」を満喫できるサービスなども増えており、世の中は一人でいることに慣れている人が多いと推測されるが、実際のところはどうなのだろうか。

おひとりさまサービスが増加しても一人暮らしは寂しいZ世代

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Z世代は、一人暮らしは「お金がかかる」という意識が強い人が多い(「株式会社ミンテルジャパン」調べ)

ミンテルジャパンは、2024年に発刊したミンテルジャパンレポート「単身世帯へのマーケティング 2024年」のなかで、ソロエコノミーの台頭や世代別の単身者動向を発表した。ソロエコノミーとは、独身者や単身世帯を中心とした経済現象のこと。飲食店の一人席をはじめ、一人カラオケ、ソロ旅行など「おひとりさま」関連サービスの増加がそれにあたる。

一方、単身で生活することに関する意識を調査したところ、年齢が上がるほど一人暮らしの気楽さや自由を感じる傾向にあり、Z世代である18歳から29歳は他の世代と比べるとあまり気楽さや自由を感じていない結果(30%)となった。18歳といえばようやく大人として認められ、さまざまなことができるようになる年齢だが、SNSに慣れているZ世代は一人でいることに孤独を感じやすいのかもしれない。

一方で60歳以上のベビーブーマー/スイング世代が「1人で暮らす方が気楽でストレスにならない」と回答した割合が約75%と突出している。これまで家族や子どものために時間を割いてきた世代の、第2の人生のスタートを喜んでいる様子が見てとれる。

ワンポットレシピ、ワンパンミールに注目集まる

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上記は中国での調査結果だが、ヘルスポットの所持割合は約7割。ヘルスポットとは、材料を煮込むことができる電気ケトルだ(「株式会社ミンテルジャパン」調べ)

一人暮らしをスタートして悩ましく思うのは、食費の節約をどうすればいいのかという問題だ。自炊をした方がコストを抑えられるとわかっていても、仕事に疲れて帰ってきてからご飯を作るなんて…とついついコンビニや外食に頼りがちに。自炊しようと調味料を揃え、食材を買い込んでも結局は余らせてしまうし、時間効率を考えるといっそすべての食事を外食にした方が安上がりなのでは、などと考える人もいるだろう。また、単身者用の小さなキッチンでは「料理をする気が起きない」という人もいるかもしれない。

そんななか、Z世代も注目しているのが「ワンポットレシピ」や「ワンパンミール」だ。電気フライヤーや自動調理器具などが増えており、鍋一つで調理可能なご飯なら「作ってみよう」とやる気になる人も多いだろう。コスパやタイパを重視するZ世代にぴったりといえる。今やさまざまなレシピサイトで「ワンポットレシピ」「ワンパンパスタ」などと検索すれば、たくさんのレシピが出てくる。自炊を始めようという人は、この辺から手を付けるのがおすすめだ。

出典元:【株式会社ミンテルジャパン】

オトナライフ編集部
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