気軽に使えるコンビニ。近所にあることで、よく利用する人も多いのではないでしょうか。今回は、日本のコンビニ問題に興味・関心を持っている人たちを対象にしたアンケート調査をご紹介します。
コンビニレジの待ち時間は3分が限界!「サッと利用できないなら他店舗に行く」
株式会社ドリームプランニングが運営する不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」では、日本のコンビニ問題に興味・関心を持っている500人を対象にアンケート調査を実施。
まずはじめに「コンビニのレジは何分待てますか?」と質問すると、28.0%が「3分以内」と回答し、最多の割合を占めました。“3分以内”と回答した人から理由をたずねたところ、「コンビニで5分や10分は待ちたくないです。気軽にサッと行くのが目的のため」「サッと済ませたい買い物のときにコンビニを利用することが多いので3分が限界かなと思いました」といった声が寄せられています。
コンビニは気軽に使えることがメリットであるため、長く待ちたくない人が多いのでしょう。中には「5人以上並んでいると買う気を失う」という回答も。4人までは妥協範囲ということなので、180秒÷4人=45秒/人のスピードでさばけていれば、我慢できるようです。
では、2位以下の回答を見てみましょう。2位にランクインしたのは「5分以内」(25.8%)でした。その理由として、「忙しいわけではないが、5分以上だとイライラしてくる」「あまり長いこと待ちたくはないが、待てないというほどではないから」という声が寄せられています。
続いて3位は13.6%の「1分以内」。「コンビニではサッと買い物したいので、ちょっと見て混んでいるようなら並ばずに退店します」「個人的には1分までは待てますが、1分以上かかると多少イライラした気持ちになりますのでレジは早ければ早いほど良いです」といった声が寄せられていました。
やはりコンビニのメリットである“気軽さ”が、我慢できる待ち時間に影響しているのかもしれません。
コンビニの決済方法で最も使うのは「QRコード決済」
最後に「コンビニの決済方法で最も使うものは何ですか?」と質問したところ、30.4%が「QRコード決済」、14.2%が「電子マネー」という結果になりました。「クレジットカード」や「モバイル決済」を利用する人も多く、現金以外の決済方法を利用する人が増えていることがうかがえます。
「QRコード決済」を利用する理由をたずねると、「現金は時間がかかるのでQR決済を使うようにしている」「そもそも現金を利用するメリットのほうが非常に少ないため、日常的にカードやQR決済を利用しております。電子決済機能は、待ち時間の軽減、お釣りが不要、財布の持ち歩き不要、ポイント還元など、メリットだらけのように感じます」という回答が寄せられました。
現金を持ち歩かなくても、スマホ1つで簡単に決済できることにメリットを感じる人が多いとわかります。また、コンビニでは少額な支払いであることが多いため、お釣りが出て小銭が増える心配のない「QRコード決済」を利用するのかもしれません。
一方、「現金」と回答した30.6%に理由をたずねると、「現金だとクレジットカードのように無駄使いしないので、買いすぎ防止になるからです」「キャッシュレス機器の端末操作が面倒で、現金払いになりがちになる」という回答が寄せられました。
ついつい寄ってしまうコンビニでは、お金が目に見えないQRコード決済やクレジットカード決済をすると買いすぎや使いすぎの恐れがあります。それを理由に、現金で支払う人も一定数いるようです。
今回の調査結果から、気軽に使えるコンビニでは、レジの待ち時間は大半の人が“5分以内”を望んでいることが明らかになりました。また、QRコードや電子マネーで決済する人が多いことも判明。どのコンビニもスムーズに利用できる仕組みが整備されていますが、さらなる業務効率化が必要だと考えられます。
出典元:【URUHOME】
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