満50歳以上の「ミドル」ならJR東日本&JR北海道のきっぷが5%オフ!
それでは、まず満50歳~64歳までの人向けの「大人の休日倶楽部 ミドル」のサービスについて詳しく解説していきましょう。
まず、Suica機能が付いたビューカード「大人の休日倶楽部カード」は年会費2,624円(初年度年会費無料)ですが、これでJR東日本とJR北海道のきっぷを1回で201km以上購入すると、常に5%割引になります。これは、1回の購入で片道きっぷで201km以上でも、往復きっぷで201km以上でも適用されます。
●JR東日本「大人の休日倶楽部 ミドルカード」は→こちら
■大人の休日倶楽部ミドルカード
【年会費】2,624円(年会費2,100円+カード年会費524円)※初年度無料 ※誕生日を迎える前の申込みは不可
【ブランド】JCB/VISA/Mastercard
【入会条件】満50歳以上64歳まで
【特典】201km以上JR東日本・JR北海道のきっぷが何回でも5%割引/会員向けのお得のツアーに参加できる
【ポイント】JRE POINT加盟店で買い物すると100円(税抜)につきJRE POINTが1ポイント付与される
【ビューカード共通基本機能】
・モバイルSuicaにチャージ可能(1.5%還元)
・カード式&モバイルSuicaへのオートチャージが利用可能(1.5%還元)
・モバイルSuica定期券購入で5%還元
・モバイルSuicaグリーン券購入で5%還元
・えきねっとで新幹線eチケットでチケットレス乗車すると5%還元
・「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」で最大3.5%還元
・JRE POINT 1pt=1円相当でSuicaへチャージ可能
・国内旅行&海外旅行保険が利用付帯
大人の休日倶楽部ミドルカードの年会費2,624円は、JR東日本やJR北海道で、年間5万2,480円以上使うと元が取れる計算になります。
たとえば、新幹線ならJR「東京駅」→JR「仙台駅」やJR「新潟駅」以上を往復すると、3回で元が取れるんですね。もし、鉄道の旅によく出かけるという大人なら、入会しても損はないでしょう。
満65歳以上の「ジパング」ならJR東日本&JR北海道のきっぷが最大30%オフ!
満65歳以上が加入できる「大人の休日倶楽部 ジパング」のサービス内容を確認してみましょう。基本的な特典については「ミドル」とほとんど変わりませんが、年会費や長距離きっぷ購入時の還元率などが大きく異なります。
まず、年会費は4,364円でミドルより高くなりますが、JR東日本とJR北海道で1回201km以上のきっぷを、大人の休日倶楽部 ジパングカードで購入すると、何度でも30%割引かれます。しかも、大人の休日倶楽部 ジパングでは、日本全国のJR路線(JR東日本とJR北海道以外)の201km以上のきっぷを購入すると、1~3回目は20%、4~20回目は30%割引かれるのです(上限は20回まで)。
ちなみに、以前、女性は60歳からジパングに入会できたのですが、こちらも2024年4月に男・女とも満65歳以上に条件が変更されているのでご注意ください。
●JR東日本「大人の休日倶楽部 ジパングカード」は→こちら
■大人の休日倶楽部ジパングカード
【年会費】4,364円(年会費3,840円+カード年会費524円)※誕生日を迎える前の申込みは不可
【ブランド】JCB/VISA/Mastercard
【入会条件】満65歳以上
【特典】201km以上JR東日本・JR北海道のきっぷが何回でも30%割引/日本全国の201km以上のJR路線のきっぷ3回まで20%割引・4~20回まで30%割引(上限20回)/会員向けのお得のツアーに参加できる
【ポイント】JRE POINT加盟店で買い物すると100円(税抜)につきJRE POINTが1ポイント付与される
【ビューカード共通基本機能】
※ミドルカード参照
大人の休日倶楽部 ジパングの年会費は4,364円ですが、年間1万4,500円分乗車すれば年会費の元が取れます。これは、たとえばJR「東京駅」→JR「新青森駅」へ年1回行くだけでクリアできるので、意外とハードルは低いでしょう。
もちろん、日本全国のJR路線も201Km以上のきっぷなら割引対象となるため、JR「東京駅」→JR「浜松駅」より西まで行けばOKです。これはシニア乗り鉄の強い味方ですね!
まとめ
いかがでしょうか? 今回はJR東日本のお得な会員制サービス「大人の休日倶楽部」を紹介しました。満50歳以上のシニア層しか入会できませんが、割引率が5~30%と非常に高くてかなりお得ですよね。
もちろん、年会費がかかる「ビューカード」への申込みが必須になりますが、シニア乗り鉄でなくても、年1~3回の長距離鉄道旅行だけで元が取れるので、一般的な鉄道旅行者であっても損はないでしょう。