コカ・コーラが行っている自動販売機のドリンク購入サブスク「Coke ON Pass」 。このサービスを利用すれば、普段よりお得にコカ・コーラ製品を楽しむことができます。では、Coke ON Passに加入した場合、月々の定額料金に対して、自販機で何本以上飲んだら元が取れるのでしょうか。
コカ・コーラの月額制サブスクは2通り
Coke ON Passには、「おトクプランMAX」と「おトクプラン20」の2つのプランが用意されています。
「おトクプランMAX」は月額3,300円で、1日2本まで、最大31本のドリンクが飲めるプラン。一方「おトクプラン20」は月額2,320円で1カ月の内20日間、1日1本まで、最大20本ドリンクが飲めるプランとなっています。
Coke ON Passは自販機で何本以上飲んだら元が取れるのか?
採算ラインを計算するには、通常の自販機での1本あたりの価格を考慮する必要があります。一般的に、自販機でのドリンク価格は110円〜180円程度。たとえばコカ・コーラやコカ・コーラゼロは500mlで180円です。
では180円のドリンクの場合、何本飲んだら元が取れるのか計算していきましょう。
おトクプランMAXの場合
「おトクプランMAX」の場合、月額3,300円を180円で割ると18.3。つまり、19本以上飲めば元を取れる計算になります。「おトクプランMAX」は1日2本31本まで飲めるため、元を取った上で12本分、コカ・コーラをお得に飲めることになります。
おトクプラン20の場合
「おトクプラン20」の場合、月額2,320円を180円で割ると12.3。つまり、13本以上飲めば元を取れる計算になります。こちらは月20本まで飲めるため、元を取った上で8本分お得に飲めることになります。とはいえ多くドリンクを飲みたい人にとっては「おトクプランMAX」の方がよりお得といえるでしょう。
Coke ON Passは最大、いくらくらいお得になるの?
ドリンクを1本180円とすると、「おトクプランMAX」で追加で飲める12本分の価格は2,160円。毎日ペットボトルドリンクを買っている人にとっては非常にお得な値段といえます。
しかし、110円程度の安い缶ドリンクの場合は「おトクプランMAX」元を取るのに必要なのは30本。つまり1本分しかお得に飲めないので注意。さらに「おトクプラン20」の場合は赤字になってしまうことも。つまり、双方ともできる限り大容量かつ高いドリンクを買わないとサブスクの意味がなくなってしまいます。
※サムネイル画像(Image:Tang Yan Song / Shutterstock.com)