省エネ家電おすすめランキング第1位は「冷蔵庫」! 8割以上が省エネ効果を実感

光熱費の高等が続き先が見えない状況の中、エネルギーの消費量を抑えた「省エネ家電」が注目を集めているようです。今回は、株式会社AlbaLinkが9月9日に公開した「省エネ家電に関する意識調査」の結果を見ていきましょう。

おすすめの省エネ家電No.1は「冷蔵庫」

おすすめの省エネ家電

「おすすめの省エネ家電」では1位の「冷蔵庫」と2位の「エアコン」が3位以下を大きく引き離す結果となりました(訳あり物件買取ナビ調べ)

株式会社AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取ナビ」では、省エネ家電を持っている223人を対象に「省エネ家電への意識に関する意識調査」を実施しました。

まず、「おすすめの省エネ家電」を尋ねたところ、もっとも多かった回答は「冷蔵庫」の91人でした。次いで2位が「エアコン」の82人、3位が「洗濯機」の23人、4位が「テレビ」の12人、5位が「照明器具」の10人という結果となっています。

3位以下を大きく引き離した「冷蔵庫」と「エアコン」。その理由も見ていきましょう。冷蔵庫に関しては、「24時間つけっぱなしなので、省エネ効果が高いから(20代女性)」「15年前の冷蔵庫から買い替えたら、電気代が安くなった(40代女性)」「以前より電気消費量が3割以上節約できているところ(50代男性)」といった声が寄せられています。年中無休で稼働している冷蔵庫は、トータルの消費電力も大きくなるため、実際に省エネ効果を実感している人が多いようです。

一方、エアコンに関しては「自動モードにすると、電気代がもっとも安くなるように稼働してくれる(20代女性)」「AI自動モードが優秀。無駄なく稼働することにより、電気代を抑えられる(30代男性)」「10年使ったエアコンから新しいエアコンに変えたら、涼しすぎて感激した。電気代も半分くらいになった(30代女性)」といった声が寄せられ、こちらも自動運転やエコモード運転などによって電気代が減ったことを実感している人が多数いることがわかります。

また3位の洗濯機には、「消費電力が大幅に減少し、電気代が抑えられるようになりました。少ない水量でも高い洗浄力を維持できるため、水道代も節約できます(30代女性)」「風呂水が使えるうえに仕上げの水も従来より少なく、電力量も少なく抑えられているから(50代女性)」など、電気代だけでなく、水の使用料が抑えられるようになったとの声も寄せられています。

「使っていた家電の故障」をきっかけに省エネ家電を購入

省エネ家電を購入したきっかけは?

「省エネ家電購入のきっかけ」では、「使っていた家電の故障」という回答が69人で最多でした(訳あり物件買取ナビ調べ)

次に、「省エネ家電購入のきっかけ」について尋ねています。もっとも多かった回答は「使っていた家電の故障」の69人、2位は「電気代を節約したい」の66人、3位は「引っ越し・自宅購入」の26人、4位は「前の家電が古くなった」の25人、5位は「便利・快適な機能がほしい」の13人となっています。

「使っていた冷蔵庫が壊れて、せっかくだから電気代が節約できるものにしようと思った(40代女性)」「以前のエアコンが故障したため新しいエアコンを購入する機会があり、省エネ性能の高いモデルを選びました(30代男性)」など、“せっかく買い替えるのであれば省エネができるものに”という理由で、省エネ家電を使い始めた人は多いようです。

また、「新しい冷蔵庫に変えると、年間1万円弱も節約できると知ったから(20代男性)」「電気代が年々上がっていて支払いが大変になってきたので、少しでも節約したいなと思い購入しました(30代女性)」など、省エネ家電の節電効果を知ったことで買い替えを決意した人も。光熱費の高騰による家計の圧迫をなんとかしたいと考えている人も多いようです。

8割以上が「省エネ家電購入後に電気代が下がった」と回答

省エネ家電購入後の電気代は?

省エネ家電購入後の電気代について、「かなり下がった」「やや下がった」を合わせると86.2%が「下がった」と回答しています(訳あり物件買取ナビ調べ)

では、実際に省エネ家電を使用し始めてみて電気代はどうなったのでしょうか。22.0%の人が「かなり下がった」、64.2%の人が「やや下がった」と回答しており、合わせて86.2%が省エネ家電を使用することで実際に電気代が下がったと回答していることがわかります。

一方、「やや増えた」(0.4%)、「かなり増えた」(0.4%)との回答も。しかし、詳細を見ていくと「電気代が増えたのは電気料金の単価が高くなったため」と読み取れる回答だったことから、省エネ家電を利用し始めたことで電気代が増えたというわけではないようです。

今後購入したい省エネ家電でも「冷蔵庫」がダントツの1位

今後購入したい省エネ家電は?

今後購入したい省エネ家電でも「冷蔵庫」が圧倒的1位でした(訳あり物件買取ナビ調べ)

最後に、「今後購入したい省エネ家電」を尋ねると、「冷蔵庫」が79人でダントツの1位に。2位が「洗濯機」の47人、3位が「エアコン」の33人、4位が「テレビ」の31人、5位が「炊飯器」の20人となりました。この結果から、消費電力が大きく使用頻度の高い家電に人気が集まっているという印象を受けます。

機能面も省エネ効果の面でも年々進化を続けている家電。購入するコストはかかりますが、今回の調査結果を振り返ると、実際に電気代の節約に繋がっているという意見も多く、省エネ家電を取り入れることで生活の質も向上するかもしれません。家電が古くなったと感じている人は、これを機に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

出典元:【訳あり物件買取ナビ】

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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