壊れた家電を処分するには、お金を払って自治体の粗大ごみやリサイクル業者に引き取ってもらうことになる。だが、そんなときはまず「ブックオフ(BOOK OFF)」に持って行ってみてほしい。壊れた家電であっても、条件さえ合えば無料で回収してもらえるぞ!
ブックオフが「使用済小型家電の引取りサービス」を開始!
(Image:bookoff.co.jp)
アナタは壊れた家電をどのように処分しているだろうか? まだ動作する製品ならリサイクルショップで買取ってもらったり、メルカリなどで売ることもできるが、壊れた家電はお金を払って自治体の粗大ごみに出すか、専門の回収業者に引き取ってもらうことになるだろう。だが、その前に「ブックオフ(BOOK OFF)」に持って行ってみてほしい。条件さえ合えば、壊れていている家電でも無料で引き取ってもらえるのだ。
ブックオフで「使用済小型家電の引取りサービス」を実施しているは関東23店舗に限定されるが(2020年1月現在)、本来はお金を払って捨てる家電を無料で引き取ってもらえるのだから、利用しない手はないだろう。
実は、このブックオフの「使用済小型家電の引取りサービス」は、小型家電に含まれるアルミ・銅・レアメタルなどの資源をリサイクルするため、経済産業省と環境省が推進する「小型家電リサイクル法」の認定事業者である、リバーホールディングスとの提携で実施されるもの。ブックオフで小型家電を無料で回収してもらえる背景には、このような国の制度の後押しがあるのだ。
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パソコン、ファックス、HDD、Wi-Fiルーター、ビデオカメラ、DVDプレイヤーなど、表にある特定品目なら無料で引き取ってもらえる。それ以外のものは、小型家電で税込300円、大型家電は税込2,000円を支払うことで回収してもらえる
(Image:bookoff.co.jp)
ブックオフで何でも回収してもらえるわけではない。木製品のスピーカーやこたつ、電気カーペット、石油ヒーターなどは引き取り不可なので注意しよう
条件に合う小型家電なら本当に無料回収してもらえる!
ブックオフの「使用済小型家電の引取りサービス」の回収方法は、まず店舗に持ち込まれた家電を買取サービスで査定し、“リユースできない”と判断されたモノについて無料引き取りが行なわれる。もちろん、何でも無料で回収してもらえるわけではなく、対象となるのはパソコン、ファックス、HDD、Wi-Fiルーター、ビデオカメラ、DVDプレイヤーなどの特定品目だけである。それ以外の家電(電子レンジや空気清浄機など)は有料となり、小型のもので税込300円、大型家電は税込2,000円の処分料が必要になるが、この金額は自治体の粗大ごみ料金よりも安く設定されているという。また、木製品のスピーカーやこたつ、電気カーペット、石油ヒーターなどは引き取り不可なので注意しよう。
なお、ブックオフで引き取られた家電は、リバーホールディングスで解体され、有用資源を取り出すとこになる。もし、いらなくなった家電がある場合は、まずはブックオフで査定してもらうといいだろう。