新型コロナウイルス感染症の症状・検査対象・感染対策についてまとめてみた

『新型コロナウイルス』の感染拡大を防ぐため、厚生労働省から「不要不急の外出を控え、あえて人混みに行くのは止めてほしい。いつ行ってもいいものであれば、後ろに倒してほしい」という発表がされた。
WHO(世界保健機関)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」だと宣言。日本を含めた世界中が混乱に陥っている。

新型コロナウイルスの症状とは?

『新型コロナウイルス』にかかった場合の症状について説明する。咳や呼吸困難などの呼吸器系の症状が主なものと言われている。

 

・発熱
・咳
・筋肉痛
・倦怠感
・呼吸困難

 

上記の症状が多くみられている。更に、頭痛、喀痰、血痰、下痢などが伴う場合もある。
35.5°以上の発熱が四日以上続く場合は、速やかに医療機関を受診しよう。

『新型コロナウイルス』検査対象。該当する人はすぐに医療機関へ!

患者の身体から新型コロナウイルスが検出されれば確定診断が付き「確定例」として扱われる。ウイルス検査が行われてない段階では「疑い例」となり、検査対象となる。

 

下記は、検査をすべき人である。

 

・発熱、咳などの呼吸器症状があり、新型コロナウイルス感染症であると確定した人と濃厚接触がある。

・37.5℃以上の発熱と呼吸器症状があり、発症前 14 日以内に中国湖北省に渡航又は 居住していた人。

・37.5℃以上の発熱、呼吸器症状があり、発症前 14 日以内に中国湖北省に渡航又は 居住していた人と濃厚接触がある

・医師が、検査が必要と判断した場合

 

濃厚接触とは、新型コロナウイルス感染症が疑われる人と同居あるいは長時間の接触(電車・車・飛行機など)があったものとする。該当する場合は、速やかに医療機関を受診しよう。

対策予防は何をしたらいい?

『新型コロナウイルス』の感染対策としては、通常の風邪予防の徹底を行うことと言われている。

 

・手洗い
・うがい
・マスク
・30分ごとの水分補給
・アルコール消毒

 

手は石鹸を使って10秒以上のもみ洗いを2回行う事で、ウイルスはほとんど死滅する。手や指だけでなく、スマートフォンやトイレなどの拭き取り消毒なども忘れずに!

新型コロナウイルスに感染したら死ぬの?

現時点(2020年2月18日)では、コロナウイルスの致死率は2%。
しかしこれは、正確な感染者の情報が集められていないため、実際には致死率はもっと低いと言われている。

 

注意すべきなのは、糖尿病患者、免疫抑制剤で治療中の人、喫煙者。重症化しやすい傾向があるので、人混みは出来るだけ避けよう。

●厚生労働省 は→こちら

●日本感染環境学会(PDF)は→こちら

文=花沢るい/編集・ライター

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