九份へオプショナルツアーの1/10(500円)で行く方法

台湾の人気No,1観光地といえば『千と千尋の神隠し』のモデルなったといわれる「九份(きゅうふん)」だ。台北郊外なのでオプションナルツアーは5000円前後するが、自分で電車とバスを乗り継いで行けば1/10(500円)以下で行けてしまう!

まずは台北駅から普通電車で端芳駅まで行く

(Image:Anchalee Wiangkao / Shutterstock.com)

 台湾に行ったら一度は行ってみたいのが『千と千尋の神隠し』のモデルになったといわれる幻想的な町「九份」だ。九份は台北の郊外にあるので、初心者はオプショナルツアーで行く人も多い。料金は5000円前後するが、実は自分で電車とバスを使って行けば500円以下で往復できるのである。
 まず、台北駅の地下1階に行き「台鐡TRA」を探そう。切符は自販機でも買えるが、台湾の交通ICカード「悠遊(イージー)カード」を持っていれば切符は不要だ。改札に入ったら「東部幹線(北上)」方面の4番線を目指す。ホーム(月台)に着いたら、下表にある普通電車(区間車)に乗って「端芳」駅まで行こう。所要時間は40~60分ほどで、料金は悠遊カードの場合44元=約160円(2018年7月現在)だ。なお、初心者が下手に特急や急行に乗ると飛んでもないところに行く可能性があるので、必ず普通電車に乗ろう。

まずは台北駅から各駅停車の普通電車(區間)に乗って「端芳(ルイファン)」駅まで行く。特急や急行は飛んでもない方面に行ってしまう場合があるし、全席指定で座れないこともある。しかも、各駅停車との差は10分程度なので避けたい方がよい

台北から端芳駅までは40~60分で到着する。駅西口に出たら道を渡り、駅を背にして左手側に3~4分ほど歩くと「九份・金瓜石」行きのバス停がある。料金は「悠遊(イージー)カード」で支払える

「九份・金瓜石」行きのバスで「九份老街」を目指そう!

(Image:Shutterstock.com)

 端芳駅に着いたら西出口を出て道を渡る。駅を背にして左手側に3~4分ほど歩くと「九份・金瓜石」行きのバス停があるはずだ。788、827系統は15元=約55円、ほかにも24元の1062や無料のF802などのバスがあるが、バス料金は悠遊カードで支払える。バスは10分~15分間隔で来るのでどれに乗って大丈夫。約15分で目的地の「九份老街」に到着する。もし、バスが不安ならタクシーを使ってもOK。均一料金の205元=約750円しかかからない。
 ちなみに、九份は夜景目的の人が多いが、お店は早く閉まるので16時ごろまでには行くほうがよい。帰りは九份老街入り口のセブン-イレブンの前の道を2~3分登るとバス停があるので、同じ系統のバスに乗れば端芳駅に帰れる。なお、1062のバスは台北(MRT忠孝復興駅)まで直通で行けるバスだ。

台湾の交通ICカード「悠遊(イージー)カード」。これを持っていると、電車やバスもタッチするだけでOK! 現金がなくてもいいし運賃の割引も受けられる

九份の入口は「九份老街」というバス停で下車する。九份へはセブン-イレブンの右側のアーケードから入ろう。なお、台湾のバスも日本のバスと同じように、ボタンを押すと次の停留所に止まってくれる

台湾鉄路管理局TRA(列車時刻表)は→こちら

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