COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も

アメリカ発の会員制倉庫型スーパー「コストコ(COSTCO)」は、年会費を支払って会員にならないと中に入ることすらできない。

だが、コストコの会員には3種類あり、年会費やリワード(ポイント還元)に差があるため、種類によっては損していることもあるのだ。

そこで今回は、コストコの会員について紹介しよう。もしかすると、今の会員では損をしているかもしれないぞ!

コストコのヘビーユーザーなら会員の変更も検討しよう!

(Image:Andy.LIU / Shutterstock.com)

倉庫型スーパーの「コストコ(COSTCO)」は、会員にならないと入店できないメンバーシップ(会員)制になっていることはご存じだろう。

元々、コストコのメンバーシップは個人向けの「ゴールドスターメンバー」と、法人向けの「ビジネスメンバー」の2種類だったが、2019年9月にはお得なリワード(ポイント還元)がもらえる「エグゼクティブ会員」も追加され、現在は3種類になっている。

一般的には「ゴールドスターメンバー」に加入している人が多いだろうが、条件によっては年会費の安い「ビジネスメンバー」に加入できたり、コストコの利用状況によっては、2%のポイント還元がある「エグゼクティブ会員」に変更したほうが得する場合もある。

これからコストコ会員になる人はもちろん、すでにコストコの会員になっている人も、改めてコストコの会員制度を見直してみよう。

【個人向け】ゴールドスターメンバー(年会費:4,400円)

(Image:costco.co.jp)

 もっとも一般的なメンバーシップ。18歳以上なら年会費4,400円(税込4,840円)で入会できる。

入会するときは、身分証明書が必要になるので注意しよう。

【法人向け】ビジネスメンバー(年会費:3,850円)

(Image:costco.co.jp)

 会社や個人事業主(お店やフリーランス)などが対象になる。18歳以上で身分証明書と営業していることが分かる書類(名刺、公共料金の請求書、営業許可証など)の提出が必要。

年会費は3,850円(税込4,235円)とゴールドスターメンバーより安い。

【ヘビーユーザー向け】エグゼクティブ会員(年会費:9,000円)

(Image:costco.co.jp)

 リワードでポイントが2%も還元されるため、コストコのヘビーユーザーならお得になる。

18歳以上であれば年会費9,000円(税込9,900円)を支払うことで加入できる。

ヘビーユーザーは「エグゼクティブ」会員に切り替えよう!

 まず、年に数回しかコストコを利用しない人は、一般の「ゴールドスターメンバー」で十分だ。もし、個人事業主や屋号のあるフリーランスなどであれば、「ビジネスメンバー」に加入することで年会費が少し安くなる。

もちろん、営業していることを証明する書類(名刺、公共料金の請求書、営業許可証など)が必要である。

ちなみに、ビジネスメンバーは店舗に行かなくても、電話やFAX、メールで注文すれば、通常の半額で届けてもらえるサービス(1回3万円以上)を利用できる。

だが、2019年12月から、ゴールドスターメンバーも利用できる「コスコトオンライン」がスタートしているので、もはや大きなメリットではないだろう。

次に、毎週のようにコストコを利用するヘビーユーザーなら「エグゼクティブ会員」になったほうが得する場合がある。

年会費は9,000円と高いがリワード(ポイント還元)を2%も受けられるので、「ゴールドスターメンバー」との差額4,600円は、月約2万円以上使えば元が取れる。

ちなみに、コストコ公式クレジットカードの「コストコグローバルカード」を使うと、さらに1.5%のリワードがもらえるので、こちらを併用すれば最大で3.5%もリワードがもらえる。

この場合は月約1万2,000円以上の利用でクリアできるのだ。なお、文中の価格は表示がない限りすべて税抜きである。

【クレカ】コストコグローバルカード

(Image:costco.co.jp)

 コストコの公式クレジットカード。

年会費は1,250円だが、年1回以上の利用で0円になる。

コストコの利用で1.5%のリワードが受けられるほか、コストコ以外の買い物でも1%のリワードが受けられる。

ただし、コストコの年会費も自動的に引き落としになる。

●コストコ「メンバーシップ」(公式)は→こちら
●コストコ「エグゼクティブ会員」(公式)は→こちら
●コストコ「コストコグローバルカード」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:ZikG / Shutterstock.com)

文=中川久/フリーライター

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