フリマアプリNo.1の「メルカリ(mercari)。誰もが気軽に不要なものを売買できるのがウリだが、素人同士の取り引きになるためトラブルも少なくない。もし、購入した商品が想像していたものと違っていたら? 届いた商品が壊れていたら? 返品ってどうすればいいの?
正当な理由があれば商品の返品は可能!
(Image:mercari.com)
毎月1,200万人以上が買い物を楽しんでいるフリマアプリの「メルカリ(mercari)」。しかし、売る方も買う方も素人同士なので、どうしても取り引きに関するトラブルはある。たとえば、想像していた商品とはかなり違うものが届いたり、商品が故障していることもあるだろう。そんなときはすんなりと返品できるのだろうか?
結論から言えば、メルカリで購入した商品は返品可能である。売買が成立すると、出品者と購入者が個別にメッセージを送り合うことができるので、出品者へ連絡して返品したい旨を伝えよう。出品者の同意が得られれば取り引きはキャンセルとなり、商品返品後に返金されるのだ。
しかし、必ず返品ができるわけではない。たとえば「イメージと違った」「購入後、必要なくなった」など、自分本位な理由での返品は応じてもらえないだろう。「出品時の説明と明らかに商品が違う」「説明になかった大きな傷がある」「サイズが異なる」といった、明らかに出品者に落ち度がある場合は返品の申し出をしよう。もし、出品者にメッセージを数回送っても連絡が取れないときは、メルカリ事務局に「お問い合わせ」メールで連絡をすることになる。
たとえば、メルカリで購入したジャケットのジッパーが、写真のように壊れていた場合、出品時の説明になかったなら、出品者に返品を要求できる
出品者に返品を要求する場合は。まず、取引メッセージで連絡してみよう。その際、なぜ返品したいのか、その理由も書くようにする。購入者が納得すれば取り引きをキャンセルできる
返品の申し出は必ず受取評価の前にしよう!
商品を返品するときに、ひとつだけ注意しておきたいことがある。それは出品者への評価だ。メルカリでは商品が購入者のもとに届いたら「受取評価」をするシステムになっているが、これは出品者を「良い」「普通」「悪い」の三段階で評価するもの。この評価をした時点で取引は終了したものとみなされる。そのため、評価後に商品のキズや故障などを発見しても、もう返品の要求はできないのである。到着した商品は十分に確認してから出品者を評価するようにしよう。
ちなみに、出品者から返品の同意を得られたら商品をすぐに返送しよう。この場合、出品者へ着払いで送るケースが多いようだが、どういう方法で返送するかはお互いの話し合いで決めることが大切である。返品が完了したら、その旨をメルカリ事務局に連絡すれば返金される。もし、出品者が返品の同意をしなかった場合は、やはりメルカリ事務局にメールで問い合わせることになる。なお、メルカリ事務局へは電話連絡することはできないので注意したい。
出品者が商品を発送すると受取評価画面が表示される。もし商品に問題があったら、この評価はせず、すぐに出品者へ連絡をしよう
●メルカリ(mercari)(公式)は→こちら