未だに国から支給されるマスク2枚すら届かない現状ですが、皆さんのご家庭はマスクが足りているでしょうか? マスクを着けている人を見てみると、以前と比べ様々なスタイルのマスクを見かけるようになりました。オーソドックスな使い捨てマスクは品薄になり、手作りの布マスク、洗ってくり返し使えるポリウレタン製のマスク、色や柄なども豊富になりました。
手作りマスクを作るのは自信がないという方、東京都医師会がおすすめする「縫わない簡易マスク」はどうでしょうか? クリアファイルで作れるこちらの簡易マスク、私も実際に作ってみました。
用意するもの
・A4サイズのクリアファイル
・はさみ
・フィルター素材(キッチンペーパー、フェルト生地のクッキングペーパーなど)
・キリ(ペン先等でも代用できます)
・ゴム(丸ゴム、平ゴム、輪ゴム等、使い捨てマスクのゴムの再利用等)
・型紙(こちらをダウンロードして下さい)
〈注意事項〉
・こちらのマスクはウイルス飛散予防のために、あくまでも緊急時に使うものとして考えられた簡易マスクです。完全に感染を防ぐことはできませんので、ご了承の上ご使用願います。マスクが使用できない場合の応急用としてお考え下さい。
・フィルターを交換する事で、複数回使用ができます。定期的に水洗いやアルコール除菌など、洗浄を行って下さい。
・はさみ、きり等をご使用になる際は、安全に配慮して下さい。
作り方
①台紙をカットし、クリアファイルに入れ、線に沿ってファイルを切っていきます。
台紙を繰り返し使いたい時は、マジックで線をなぞり、台紙を取り出してから切り始めるとOK。
(私の失敗例)台紙にカットを忘れてそのまま切るとマスクになりませんのでご注意ください!
②切込みも忘れずに切ってください。折り曲げやすくなります。
③番号に合わせて「あご部分切り位置・穴位置」に印をつけます。
④穴をあけて、折りをつけたらこのようになります。
⑤ゴムを通し、表側に結び目が来るように留めます。
こちらは小さめの輪ゴムで顔に付けにくかった為、大きめの輪ゴムを使用するのがおすすめです!
⑥フィルターの台紙に合わせ、キッチンペーパーを二枚カットします。
⑦マスクにセットして完成です。
○部分、キッチンペーパーを両面テープなどで固定するとより使いやすいです。
クリアファイル簡易マスクの使用感
実際に付けてみると、最初はクリアファイルの硬さに少し違和感がありましたが、だんだん気にならなくなりました。キッチンペーパーは二枚重ねでも息苦しく感じることはありません。使い回しでもフィルターを取り換え、本体をサッと拭くだけなので、洗って乾かすという待つ工程がないのはノンストレスですね。
材料もご家庭にあるもので作ることができるので、おうち時間の多い今作ってみては?
参照元:【縫わずに作れる!】簡易マスクの作り方【東京都医師会】