多くの人は安さ重視で窮屈なエコノミークラスで海外に行っているだろう。近距離ならいいが、8時間以上かかる国際線ではかなり苦痛だ。でも、ほんの少しお金を出すだけでワンランク上の移れるとしたら……。ここでは、そんな裏技を紹介しよう。
席が空いていればわずかな料金でアップグレード!
(Image:Shutterstock.com)
旅客機のチケットはシーズンによって値段が大きく変わる。お盆や年末年始、5月の連休などは席が足りないくらいだが、オフシーズンになると飛行機はガラガラだ。とくに料金の高いビジネスやファーストクラスをオフシーズンに埋めるのは、航空会社も苦労しているらしい。
そのような事情もあり、とくに海外の航空会社では、チェックインの時に空きシートがないか尋ねると、数万円程度上乗せすることでエコノミーからビジネスクラスへアップグレードしてくれる場合がある。とくにオフシーズンの場合は、格安でアップグレードできることもあるという。もし、長距離の国際線を利用するなら、ためしに聞いてみよう。
外国語ができなくても自動発見機で手続き可能!
(Image:Shutterstock.com)
とはいえ、日本人スタッフのいない海外の航空会社のカウンターで問い合わせるのは、かなりの度胸と英語力がいるだろう。
でも心配はいらない。航空会社によっては、チェックイン時の自動発券機で、ビジネスクラスへ切り替え手続き案内が日本語で表示されるケースがあるからだ。このときは、アップグレードの価格も同時に確認できるので、納得できる価格であれば、アップグレードしてみよう。手続きは画面に従って操作すれば大丈夫。
ただし、ビジネスクラスに空きが残っているかどうかはその場の運任せ。より確実にアップグレードしたければ、利用する航空会社のWebサービスに登録しておくのがおすすめ。事前にメールで切り換え案内を通知してくれるので、簡単にアップグレードできるのだ。