先日ネットサーフィンをしていたところ、“ある文房具”が大きな注目を浴びていました。その話題の渦中にあるのが、ゼブラの「マッキーペイントマーカー」。どうやら“簡単にメタリック感が出せる”と、モデラーたちの間で話題になっているようです。
■色は白・銀・金の3種類！
白・銀・金のインク色がラインナップした同商品。ペンは太中両用と細極細両用の2種類があり、今回は「マッキーペイントマーカー 極細」をチョイスしてみました。
線の太さは「細」が1.2mm、「極細」が0.7mmほど。インクは油性アルコール系インクを使っているため、匂いもそこまできつくありません。おまけに金属製品はもちろん、黒いゴム、ガラス瓶、プラスチックにも使用可能。加えて手軽にメタリック感が出せるときたら、確かにプラモ好きにはたまらないかも。
■金と銀のメタリック感がすごい!?
では本当にメタリック感が出せるのか、早速お手並み拝見といきましょう。まず「極細」の書き心地を試したところ… 正直言って書き味は微妙。そもそもインクが満足に出ず、ネームペン感覚で書くとフラストレーションが溜まります。
試しにマーカーをよく振ってみましたが、インクが出るのは最初だけ。ようやくインクが出てくれたかと思いきや、またすぐにかすれてしまいました。「極細」で名前を書いたり、色を塗ったりはできないと考えてもいいくらいです。
こちらは「極細」ペン。書き味は微妙…
一方「極細」とは打って変わり、「細」ペンの方は特に問題なし。インクもしっかり出るため、ストレスなく筆を進められます。
こちらは「細」ペン。書き味に問題なし！
また肝心のメタリック感も申し分なく、試し塗りした黒い容器もご覧の通り。これだけ広範囲に塗っても綺麗な金属色が出せるので、プラモの金メッキ加工も期待できそう。
ちなみに銀のマーカーもかなりメタリック。下記の画像で見ると一見白と見分けがつきませんが、実際は金と同様かなり金属感が出ます。逆に白の方は、修正液に近い感覚。金銀と比べると塗った時にムラができやすく、パーツを塗る作業には少しスペックが足りないかもしれません。
こちらが白マーカー。塗り心地はもはや修正液と同じ感覚
とはいえ、メタリック感に感動したのは事実。特にモデラーの方は、チェックしてみる価値が十分あるのではないでしょうか。
※価格や内容はライターが購入当時のものです。