テレワークを強いられ、ひたすら自宅の硬い椅子に座り続けているみなさま。そろそろ腰や背中などに限界を感じていませんか? そこで今回注目したのが、“まるでデュオレストみたい!”と話題の「腰枕 背もたれクッション」。一体どれほどの使い心地なのか、さっそく確かめてみましょう。
■背中がぱっくりと割れたフォルムはまるで…
同商品は名前こそ“クッション”と謳っていますが、お尻の下に敷くのではなく背もたれに当てるクッション、いわゆる“ランバーサポート”です。Amazonの販売ページによると、サイズは43(高さ)×39(横)×10cm(幅)ほど。クッション部分はぱっくり2つに割れており、イメージとしては確かにデュオレストと近い気がします。
ところでみなさんはデュオレスト(DUOREST)をご存知でしょうか。デュオレストは、人間工学に基づいて作られた人間工学椅子のこと。腰の両脇から包み込む2つの背もたれが特徴的で、言わば今回のグッズはその背もたれ部分を商品化したようなクッションです。
背中に当たるクッション部分には、洗えるメッシュ素材を使用。利用時には裏面のネジで高さを調節し、付属のゴムベルトを椅子に取りつけていきます。高さ調節が若干面倒くさく感じますが、使い方自体はとてもシンプルなので簡単に設置できました。
実際に椅子に取りつけた様子はこんな感じ。椅子とクッションでデザインが全く異なるため少々不格好に感じるものの、重要なのはやはりその座り心地です。
試しに寄りかかってみたところ、腰から背中にかけて包み込まれるような感覚を実感。硬い背もたれに比べると、断然同商品を取りつけた方が腰の負担が軽く感じます。
ただ強いて言うならば、少し安定性が気になるところ。ゴムベルト1本で固定しているので仕方がないとはいえ、寄りかかった時にややグラつくような感覚に見舞われました。もちろん筆者の場合の話なので、人によっては気にならない人も多いと思いますが…。
多少懸念点はあるにしろ、腰や背中の負担軽減は大いに期待できるはず。オフィスチェアに限らず、車の座席にも使えるのでぜひチェックしてみてはいかが?
※価格や内容はライターが購入当時のものです。