近年、男性向けのスキンケア商品が多数登場するなど、女性だけでなく男性の間でも美容への意識が高まっているのをご存知だろうか。テレビCMでもそうした商品を目にする頻度は高まり、若年層を中心に人気を博している。中には商品だけに留まらず、急成長を遂げている男性専門の総合美容クリニックも存在する。
今回はそんな男性ビジネスパーソンが今後考えるべき、美意識への取り組みをご紹介していきたい。
男性でも美を追い求める人々が急増中
「肌は大人の勝負服」という竹野内豊のセリフが印象的なテレビCMで知られる「uno」など、現在販売されている男性向け美容用品は年々増えてきている。読者や知人の中にも「寝る前に乳液や美容液を肌につけて就寝する」という習慣を持っている人もいるかもしれない。
そんな男性の美意識の高まりは世の中にも波及しており、化粧品メーカーが男性向けブランドを出すだけでなく美容クリニック業界でも男性に特化した企業が隆盛してきている。2014年に創業した「ゴリラクリニック」もその中のひとつ。「美容医療は女性のもの」という業界の常識を打ち破り“男性専門”を掲げてオープンを果たすと、医療脱毛やスキンケアのために利用する患者が年々増え続け、6年間で全体来院患者数は34倍、スキンケア治療に至っては116倍にも急上昇している。現在では「美を追求したい」「男性だっていつまでも若々しくありたい」「ビジネス上の身だしなみ」「利便性の追求」など、様々なニーズを抱えた男性に愛用されているという。
おそらく世の男性の中ではまだ「男性が美を追求する必要性がわからない」というタイプが多数派のはずだ。だがそんなあなたも、ビジネスパーソンの常識として毎日顔を洗ってヒゲを剃っていたりと、ちょっとした身だしなみを整えるくらいはしているのではないだろうか。寝る前のスキンケアなどは、ヒゲを剃るレベルから一歩前に進むようなこととも言える。ヒゲ剃りと同様に相手に対して失礼がないようにするための心がけ、と考えれば心証的なハードルも下がるだろう。
スキンケアでハリを与えた肌は、少なくともマイナスの印象を生むことにはならないはずだ。日々人と接する仕事をしているビジネスパーソンであればとくに、良い印象を与える可能性を秘めたことにチャレンジしないのは損。寝る前に簡単なルーティンを加えるだけで実践できる秘密のスキルアップで、業績アップを果たして同期に差をつけてみてはいかがだろうか。
参照元:【メンズ美容最前線】“美容医療は女性向け”の常識を覆し、唯一無二の「男性特化」で急成長 / 業界のタブーに挑戦し、6年で全国19院・患者数が34倍になった理由