50%の日本人が○年以上ほったらかし! 疲れ目解消で仕事効率もアップする?

あなたは目をいたわっているだろうか?多くのビジネスパーソンは毎日のようにPCを使い、その画面を長時間見続けて目を酷使している。当然ながらその疲労はあなたの身体だけでなく目にも直接影響を及ぼし、視力の低下など様々な悪影響となって返ってくる。そのため、定期的なケア・検診は不可欠なのだ。
今回は、近代化により負担の増した目のケアに対して、日本人や他の先進国の人々がどのようなイメージを持っているかをお伝えしたい。

50%の日本人が、2年以上眼科検診を受けていない

眼科検診は視力を測るだけでなく眼球のチェックも行う

 現代は、仕事でPCを使ったりプライベートでもスマホの画面を見たりと、この20~30年で目への負担が大きくなっていることは間違いない。そのため様々な医薬品メーカーから疲れ目用のケア用品が数多く発売されており、日々多くのビジネスパーソンの目を癒している。
 しかし2020年8月にジョンソン・エンド・ジョンソンが日本・中国・アメリカ・イギリス・ドイツ・ロシアで実施した調査によれば、日本人は6カ国のうちで最も目の状態を確認する眼科検診を受ける意識が低いことが発覚した。さらに低いのは意識だけでなく実際の受診からも遠ざかっており、「眼科検診を受けたことがない」「2年以上受けていない」という回答を合わせると50%に達している。他の調査国では定期的な眼科検診の受診が根付いているようで、日本の50%の次に数値の低いドイツでも34%に留まっていた。

小さな不調も自分で判断せず、目のプロに診てもらおう

 一方で「近視に対する意識」の調査項目では、日本では「近視とは何か知っている」という質問に90%の回答者が「知っている」と回答。「近視を防止または遅らせる方法についてもっと知りたい」という回答にも60%が肯定し、意識は低いが「改善の余地があるのなら改善したい」という要望が見て取れた。
 さらに改善を希望した人たちを年齢順に分けてみると、若い世代ほど「知りたい」という声が多く見られる。18~23才では68%と、7割近い若者が「自分の目を大切にしたい」と考えていることがわかった。これは年齢を重ねるほど「もう手遅れだから仕方ない」と諦めたり、「視力が落ちるのは子どもの頃だけ」とたかをくくって油断していたりするのかもしれない。

 あなたも目を酷使しているという自覚があるのであれば、ぜひとも一度しっかりと眼科検診を受けてみてもらいたい。「めんどくさいから」と後回しにせず受診すれば、文字がくっきりと見えるようになる可能性も低くない。かつてのクリアな視界を取り戻して仕事をこなせるようになれば、業務効率も向上していくことだろう。目の“働き方改革”に取り組んで、あなたのキャリアアップにつなげていってもらいたい。

参照元:年に1回の眼科検査を行っている人の割合は6カ国全体では半数以下。日本では2人に1人が2年以上眼科検査していないと回答(PDF)【ジョンソン・エンド・ジョンソン

オトナライフ編集部
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