「Go To Eat(イート)」の圧倒的な〇〇率が判明! 終了間近で「面倒」なんて言っている場合ではない

 2020年10月1日からスタートした「Go To Eat(イート)キャンペーン」。新型コロナウイルスの感染予防に努めている飲食店を対象に農林水産省がポイントなどで支援を行ない、利用の活性化を狙う試みだ。キャンペーンのスタートから1カ月ほどたった今、サービスの利用頻度を調べると「利用した」と答えた人は、およそ18.4%に留まっていることが分かった。半数以上の人が利用しておらず、積極的にサービスが展開しているとは言い難い現状だが、その利用頻度を調べると興味深い結果が出ていた。
 今回は1カ月たった今だからこそわかるGo To Eatを利用すべきか否かについてお伝えしていきたい。

利用者に合わせた“2つの還元方法”が用意されている

(Image:gotoeat.maff.go.jp)

プレミアム付食事券か、オンラインサイトから予約をして食事をするとポイントを付与される2つの還元方法がある

 新型コロナウイルスの感染拡大により、深刻な打撃を受けている観光業や飲食業を支援するために国が需要喚起策として展開している一連の「Go To キャンペーン」。多くの利用者の殺到により、大手旅行サイトでの利用が一時停止するなど、好調な「Go To トラベル」に続く形で、10月1日よりスタートしたのが、飲食店を対象とした支援事業がGo To Eatだ。

 サービスの利用方法は大きく2つあり、1つ目が対象のオンライン予約サイトから、予約をして食事をすると1人最大1,000円分のポイントを付与する「オンライン飲食予約の利用によるポイント付与」。もう1つは、地域限定で使用できる食事券を、販売額の25%を政府が負担する形(12,500円の食事券を10,000円で購入することができる)で販売する「プレミアム付食事券」だ。
 どちらも食事をするだけで還元を受けることができるとあって、Go To トラベルのように多くの利用者で店舗に賑わいが戻ることを期待していた飲食店が多い中、キャンペーン利用の実態は芳しくないようだ。

(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)

夢のような還元率。「めんどくさい」「手間だ」なんて言っている場合じゃない

 日本トレンドリサーチ社の発表した「Go To Eatキャンペーンに関するアンケート」の調査結果によると、自分で予約する食事でGo To Eatを「利用した」と答えた人は、18.4%しかいないことが分かった。確実にお得なキャンペーンにもかかわらず多くの人が利用に手が伸びない理由は何なのか、内情を見てみると「事前予約がめんどくさい」、「使い方がわからない」といった理由が挙げられ、利用のステップの複雑さが利用を遠ざけている傾向が読み取れる。
 一方で、利用者の使用頻度をリサーチしたところ、およそ半数の人はリピーターとして繰り返しGo To Eatを利用していることが分かった。さらにおよそ97.7%もの利用者が引き続き利用したいと考えていることが判明。利用方法の理解や、予約の手間などのハードルさえ乗り越えてしまえば、以後は満足度の高い超優良キャンペーンだとユーザーは感じているようだ。

 食事をするだけで、1,000ポイント(1,000円オフのクーポンの取得)、もしくは1万円のキャッシュで2,500円の無料券が付いてくる。普段、キャッシュレス決済による数%を気にしている人々にとっては夢のような還元率であり、尚且つ農林水産省によるキャンペーンという透明性。これは「めんどくさい」、「手間だ」なんて言っている場合ではなく、いますぐにGo To Eatのヘビロテに乗り出さないと損ではないだろうか。

参照元:Go To Eatキャンペーンに関するアンケート【日本トレンドリサーチ

オトナライフ編集部
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