ホントにそんなに危ないの? 数字で見えてくる「Go To Eat」感染リスクの多寡

新型コロナウイルス感染症の流行による外食自粛で大打撃を受けた飲食店を支援するため、2020年10月から国の外食需要喚起策である「Go To Eatキャンペーン」がスタートした。その需要は非常に高く、開始から9日間でのべ558万人が利用したと発表されている。しかし外食での感染リスクを警戒する声も根強く、キャンペーンを利用するか否かは個人の判断に寄るところが大きいのが実情だ。
今回は、そんなGo To Eatでの感染対策に関する事柄をお伝えしていきたい。

予約数は前年比3倍!ランチのニーズも急増

赤ちょうちんを掲げる居酒屋から足が遠のいている人も少なくないだろう

 レストラン予約サイト・ぐるなびの発表によると、同サイトのGo To Eatが始まった10月のネット予約数は前年同月比で3.0倍に上昇したという。さらに土日に限ると4.3倍に膨れ上がった。これはGo To Eatが、キャンペーンを利用するためにネット予約が欠かせないシステムであることが大きいことは想像に難くない。

 さらに特徴的なのは、公開された予約データから利用者が“コロナ感染対策”を意識していると考えられる傾向を示していた点だ。2019年10月に11.3%だったランチ利用の予約は、今回の発表では25.4%と倍増。さらに平均予約人数も、5.6人だった前年から3.2人へと大幅に減少した。これは、夜間でアルコールが過度に入っていた飲み会などのディナー利用から、日中に落ち着いて会食するランチ利用へとニーズが移り変わってきだしているのかもしれない。加えて大人数のグループでの利用を自粛し、“密”を避けている様子も窺えた。

ぐるなびネット予約データ調べ

ぐるなびネット予約データ調べ

ぐるなびネット予約データ調べ

グループでの会食はもうしばらく我慢しよう

 Go To Eatと7月に始まった「Go To トラベル」は、キャンペーン開始当初から「コロナの感染拡大を助長するのではないか」といった懸念が聞こえてきていたことは間違いない。実際、会食に感染リスクがあることは事実で、これまでも全国で飲み会などの席が発端となったクラスターが複数発生している。
 しかしGo To Eatに加盟している飲食店は、感染予防対策に取り組んでいることが前提となっている。各店舗とも入店時に手指消毒を実施したり、ドアを開けて常時換気を行っていたりすることはご存知の通りだ。そのうえでさらにキャンペーン利用者が、ランチでの利用に切り替えたり会食人数を減らしたりと、個人レベルでも感染予防の意識を高めている。これであれば感染リスクはさらに抑え込め、コロナの終息と経済の回復を同時進行させることが可能と言ってもいいのではないだろうか。

 これから年末にかけては例年であれば忘年会シーズンだが、おそらく多くの企業やグループでは例年通りの開催は見送ることになるだろう。いつものように大人数で楽しくワイワイやりたい気持ちはグッとこらえて、コロナ禍が終わりを迎えたあとに忘年会ならぬ“忘コロナ会”まで楽しみを取っておいていただきたい。

参照元:ぐるなびネット予約利用動向レポート 「Go To Eatキャンペーン」効果で予約は前年同月比3.0倍に!【ぐるなび

オトナライフ編集部
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