アナタは郵便局の「Webレター」をご存じだろうか? これは、パソコンで作成したデータをアップロードするだけで、簡単に手紙が送れちゃう郵便局の便利なサービス。データをアップロードすると最短で翌日には配達されるので、わざわざポストに手紙を出さなくてもいいのだ。そこで今回は、あまり知られていないのに超便利な「Webレター」について解説しよう。
郵便局の「Webレター」は大量の手紙を出すときに便利!
メールやLINEでの連絡が当たり前の現代でも、やはり手紙でないとダメな場合もある。でも「手書きで手紙を書いたり、切手を貼ってポストに入れるなんてアナログだよね〜」なんて思っているアナタ、実はパソコンから簡単に手紙を送れる「Webレター」というサービスがあるのをご存じだろうか?
「Webレター」は日本郵便のサービスで、実は2010年から実施されている。たとえば、文面はWordやPDFなどのデータをアップロードして、差出人と宛て先を入力するだけでOK。あとは、日本郵便が文面と宛名の印刷、封筒詰め、切手貼り付け、配達まですべて行ってくれるのだ。しかも、値段は白黒で1通99円、カラーは1通146円とリーズナブル。通常の封書が84円なので割高に感じるかもしれないが、印刷、封入、あて名書き、封筒代などを考慮すれば、むしろ安いと感じるだろう。まして、ビジネスで100通を超えるような大量の手紙を発送するような場合は、かなりコスト削減になる。
「Webレター」を利用するには「Webゆうびん」の会員登録をする必要があるので、まずは→こちらで申し込みをしよう。
「Webレター」はデジタルならではの機能も利用できる。まず、よく送る相手はアドレス帳登録できるし、CSV形式の一括アップロードも可能。また、1年間は利用履歴が残せるので、万一、手紙が届いていないといったトラブルがあっても、すぐに確認できるのだ。
ほかにも、請求書やイベントの案内状など、内容が受取人ごとに異なるものを大量に送る場合などは「差込差出し機能」を使うのが便利。文書のアップロードなどは上記の説明と同じだが、こちらは差込データファイルを作成するのがポイント。フォーマットが用意されているので、各項目を入力をしていけばいいのである。
いかがだろうか? 手紙の枚数が少ない個人では、あまり「Webレター」の利用価値を見出せないかもしれないが、会社や自営業で大量に手紙を出す場合はかなり便利なので、是非「Webレター」を使ってみてほしい。
●日本郵便「Webゆうびん」(公式)は→こちら
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