旅費の35%が値引きされ、15%が地域共通クーポンで還元される「Go Toトラベル」。旅行会社で申し込むと自動的に地域共通クーポンももらえるが、直接ホテルで予約した場合は、自分で「STAYNAVI」というサイトで申請してクーポンの取得手続きをする必要がある。だが、この「STAYNAVI」がなかなか手ごわいのだ。そこで今回は、筆者が実際に「STAYNAVI」で地域共通クーポンの申請した手順を紹介しよう。
直接ホテルを予約したら「STAYNAVI」で申請!
アナタはもう「Go Toトラベル」を利用しただろうか? 2020年11月24日現在、コロナ感染者が急増した地域では新規予約が一時停止されるようだが、旅費の35%が割引きされ15%が地域共通クーポンで還元されるので、実質半額で旅行ができるお得な制度である。「Go Toトラベル」の詳細については→こちらで確認してほしい。
「Go Toトラベル」は、対象ツアーを旅行会社で申し込むと自動的に宿泊先で地域共通クーポンを渡されるので何も苦労はないが、旅行会社を通さずに、直接ホテルの公式サイトで対象プランを予約した場合は、自分で「STAYNAVI(ステイナビ)」というサイトで申請し、地域共通クーポンの取得手続きをする必要がある。だが、この「STAYNAVI」がなかなか手ごわいのだ。
ちなみに、今回筆者が予約したのは「Go Toトラベル」と東京都民限定の「もっとTokyo」を併用した1人1泊1万円朝食付のプラン。妻と2人で利用すると本来は2万円かかるが、キャンペーン適用で実質タダになるという驚きのプランである。
■Go Toトラベル+もっとTokyo利用の割引
[Go Toトラベル]旅費の35%オフ+地域共通クーポン15%
[もっとTokyo]1人5,000円を補助(2人で1万円割引)
■1人1泊1万円(税込)×2名=2万円
2万円-7,000円[Go Toトラベル]-1万円[もっとTokyo]=3,000円(実際に払う額)
+地域共通クーポン3,000円(2万円×15%)
つまり→実質0円!
まず、ホテルの公式サイトで予約するときは、必ず「Go Toトラベル」対象となるプランを選ぶこと。対象外のプランでは何ももらえないぞ。ホテルの予約が終わったら、「STAYNAVI(ステイナビ)」というサイトで無料会員登録してログインしよう。
次に「マイページ」から「Go Toトラベルクーポン券発行」の「宿・ホテル」をクリックして予約したホテルを検索する。ここではチェックイン・アウト日、予約番号、予約日、プラン名、代表者の住所、電話番号、宿泊人数、予約総額を記入して申請すればいい。すると、すぐにクーポン券本発行が表示されるはずだ。今回は税込み2万円×15%でピッタリ3,000円分の地域共通クーポンがもらえる。仮にこれが税込3万円なら4,500円となるが、500円以上は繰り上げ処理されるので、5,000円分のクーポンがもらえるのである。
そして「STAYNAVI」で申請したクーポン券本発行画面を、ホテルのチェックイン時にスマホで表示すれば、地域共通クーポンがもらえるというわけだ。
ホテルに着いたらフロントでチェックイン手続きをするが、このとき「STAYNAVI」画面のクーポン券本発行画面をスマホで提示する。これで宿泊費の15%分相当の地域共通クーポンをもらえるのだ。ちなみに、今回のホテルでは、さほどクーポン券本発行画面を厳しくチェックすることはなく、わりと事務的にクーポン券を渡してくれた。どちらかといえば「もっとTokyo」適用のための身分証明証をしっかり確認していた印象である。
こうしてよやくゲットした地域共通クーポンだが、注意したいのは利用期限がチェックイン日とチェックアウト日の2日間しかないこと。また、1,000円以下の支払いでもお釣りはもらえないことである。
結局「Go To Eat」のポイント分が儲かった計算に!
今回は朝食のみで夕食が付かないプランだったので、筆者はホテル近くのお店を「Go To Eat」で事前予約しておいた。残念ながら、すでに「Go To Eat」のポイント還元は終了してしまったが、2人で2,000円以上の食事をすると2,000ptもらえたのでかなりお得だろう。結局、今回の夕食代金は2,926円だったが、他で使う予定もなかったので全額を地域共通クーポンで支払うことにした。もちろんお釣りは出ない。夜はホテルに帰って東京タワーを望める高層階でビールを飲みながら夜景を堪能。翌朝はちょっと贅沢な朝食を頂いて帰宅した。東京に住んでいるとなかなか東京観光をすることもないで、今回はなかなか贅沢なプチ旅行となった。
いかがだろうか? 豪華なホテルに泊まって美味しい食事を頂いたのに全額タダ。そのうえ、「Go To Eat」のポイントまで儲かってしまうのだから、やはり一度Go To キャンペーンを味わうと、そう簡単には止められないのである。