あなたはスマートスピーカーを使ったことはあるだろうか?「音楽をかけて」「電気を消して」など、声に反応して様々な家電を操作できることはCMなどでもおなじみの光景だ。しかしスマートスピーカーに関するアンケートから、実はスマートスピーカーの魅力はそれだけでなく、利用者の予想を超えた使い勝手の良さを見せてくれることが明らかとなった。
今回は、知ると“スマートスピーカー沼”から抜け出せなくなるであろう、便利機能をご紹介していく。
これからは一家に一台?スマートスピーカーの魅力
スマートスピーカーといえば、IoT家電を操作したり人の声に反応してコミュニケーションを取ったりできる、AIを内蔵した次世代型のスピーカーだ。Amazonの出す「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」など、読者の方々も名前をご存知の製品も少なくないだろう。さらに、例えばAmazon Echoであれば「Alexa」(アレクサ)という名前を持っており、「アレクサ、〇〇して」と呼び掛ける操作方法も本当に人に話しかけているかのようなリアルさがあるのもスマートスピーカーの特徴だ。
スマートスピーカー利用者を対象としてアマゾンジャパンが2020年3月に実施した調査によると、回答者の64%が男性だったという。中でも40代24%、30代が21%と上位を占め、働き盛りの年代層が多く使っていること。さらにはこの層は男女ともに、利用前の期待度よりも利用後の満足度が高い、「買ってよかった」と感じる人々が多いことが明らかとなった。
「外出先からの操作」が便利すぎる!
さらにこの調査では「利用前に使いたかった機能」と「利用後に満足している機能」も集計している。この両方で1位に輝いたのは「音楽を聴く」。利用前は74%が「使いたい」と答え、利用後に満足した人は78%に増加している。まさに期待以上だったということだろう。
加えて見逃せないのが、「スマホと接続して外出先から家に連絡を入れたり、家電を操作したりする」という項目だ。利用前に「使いたい」と答えたのはわずか38%で8位だったが、利用後には76%と倍増。ランキングも2位に急上昇している。
たしかに、もうすぐ家に着くというタイミングでスマホから空調を操作したり、急な来客があるときに外からロボット掃除機を起動させたりできるのは、なかなか使い勝手が良いはずだ。テレビCMなどでは音声操作で家電を操作するオシャレな姿ばかり見せていたスマートスピーカーだが、実は一人暮らしのサラリーマンには「帰宅後すでに部屋が涼しい・暖かい」といった実利の部分こそがありがたみを感じるポイントなのかもしれない。
あなたも実際に購入してみると、予想外の使い勝手の良さに驚いてしまうことうけあいだ。これから年末年始の商戦で値引きされるタイミングに向けて、ぜひとも購入を検討してみてはいかがだろうか。
参照元:スマートスピーカーおよび音声アシスタントに関する調査【アマゾンジャパン】