「あつ森」って何? 今さら聞けない「あつ森」にハマるポイント6選

アナタは今話題となっている「あつ森」をご存じだろうか? 「あつ森」とは「あつまれ どうぶつの森」という世界中で大ヒットしているニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)用ゲームソフトのこと。「そのくらいのことは知っている!」という人は多いだろうが、どんなゲームかまではよく分かっていないのでは? そこで今回は「あつ森」とはどんなゲームなのか? ハマるポイントはどこなのか?「あつ森」の魅力をザックリと紹介しよう。

「あつ森」ってどんなゲームなの? ハマる理由は?

?2020 Nintendo

 世界中で大ヒットしているニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森(通称:あつ森)」。子どもがやっている、あるいは今からプレイしてみようという人も多いだろう。
 まず、「あつ森」を簡単に説明すると、〝日頃のストレスから解放された自由気ままに過ごせる無人島を作っていく”ゲーム。最初はほとんど何もない状態からのスタートとなるが、島にある素材を使い、DIYで暮らしを便利にしていくことができるのだ。また、島のナビゲーターである「たぬきち」にマイホームを建ててもらうことが可能で、島を少しずつ発展させることで自分だけのオリジナルの島を作ることができる。
 島が発展していくと、住民が増えたり島に売店や博物館などができてどんどん便利になる。また、現実の時間や季節とリンクしているため、季節によってはイベントが開催されるのも魅力。10月だと「ハロウィン」や12月は「クリスマス」など、ゲーム内イベントも目白押しだ。採取できる虫や魚なども季節によって変わっていくため、一年中、現実と似ているリアルな日々を過ごせるのである。

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秋には赤トンボ(アキアカネ)を捕まえることが可能。夏にはセミやカブトムシなど、現実世界に即した虫を捕まえることができるのがハマるポイントのひとつ

 この無人島に最初は道具が一切ない。そこで「たぬきち」たちからDIYレシピをもらうことで「スコップ」や「アミ」、「釣り竿」などが作れるようになる。ただ、レシピがあっても素材や作業台がないと道具が作れないので、木をゆすって枝を手に入れたり、岩を叩いて石を集めたりすることで道具が作れる。道具を作ると手に入らなかった素材が手に入ったり、より効率的に素材を集められるのでドンドン作っていこう! また、家に飾る家具も作ることができる。家具はリメイク道具を使うと色を変えることができるので、自宅の雰囲気に合わせられるのも楽しい。何百という種類の家具があるので、レシピを集めて家具を作ったり買ったりして、自分の理想のマイホームを作っていくのだ。

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DIYは作業台でレシピを選択することで道具や家具が作れる。素材の個数に気をつけて作れるものをいっぱい作って楽しもう

【ポイント2】現実そっくり!? ローンでマイホームをゲット!

 無人島での最初の生活はテント生活となる。アウトドア好きにはたまらないシチュエーションだが、やはりいずれはマイホームを持ちたくなるはず。そんなときも、やはり「たぬきち」に相談してみよう。現実の社会のようにローンを組んで一軒家を建てることができるので、早めにマイホームを手に入れた方がいい。テントから家への切り替えローンの金額は約10万ベル(ベルは「あつ森」の通貨単位)。島で手に入れたものを売っても、なかなか稼ぐことができない金額だが、危険な生き物や希少な化石などは高く売ることもできる。一攫千金を狙って見るのもアリだ!

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マイホームが欲しいときは「たぬきち」に相談してみよう。現実世界では無理でも「あつ森」なら、ローンを組んで夢の一軒家を建てることができるぞ

 マイホームはお金がかかるがどんどん拡充することが可能で、最大6部屋まで広げることができる。家具は1,000種類を超えるほど豊富なので、色のリメイクなども含めるとその数は無限大! 部屋に季節感を出したり、自分でテーマを決めて模様替えすることが非常に楽しいのだ。しかも、家具はDIYで作ったりお店で買えるので、機会があればどんどん手に入れたいところ。
 また、SNSに画像を投稿したり他のユーザーを自分の島に招くこともできるので、交流の輪を広げることで世界中のユーザーと繋がることもできる。ちなみに、アメリカ大統領選挙の選挙事務所も「あつ森」に作られている。どんな人でも訪れることができるので、一見の価値あり!

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マイホームの周りにBBQをイメージした野外キャンプセットを配置! 家の中だけでなく、外にも家具を置くこともできる

【ポイント4】モノを売るだけじゃない!「カブ」で一攫千金も!?

 マイホームを手に入れて素晴らしい毎日が待っている……と思いきや、今度は「たぬきち」へのローン返済地獄が待っている。島での暮らしを豊かにするために、お金である「ベル」が必要なのだ。だが、この無人島に仕事はないので、基本的には虫や魚などを採取してお金を稼ぐことになる。
 だが、ほかにも「ベル」を稼ぐ方法がある。毎週日曜日の午前中に、ウリ坊のキャラクターが「カブ」を売りに島にやってくるのだ。この「カブ」は野菜の食べられる「カブ」だが、毎日価格が変動するので、株式のように安く買って高く売ることも可能なのだ。たとえば、100ベルで買った「カブ」が200ベルで売れることも! 逆に半値以下になることもあるので、注意したい。また、「カブ」の購入から1週間経っても売らなかった「カブ」は腐って売れなくなる。まるで現実の株のようで、「あつ森」からトレーダーになってしまう人もいるほどなのだ。

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カブの値段はつぶきち・まめきちの商店でわかる。カブの値段が爆上がりした瞬間はまさに天国! だが、大暴落した時はこの世の地獄のようだ……

 無人島では魚や虫、恐竜などの化石を手に入れることができる。季節や時間帯などで入手できる物が変わり、すべてをコンプリートするのは1年かかっても難しいだろう。また、美術品も収集することができ、これらは島の博物館に寄贈しておくことで、いつでも鑑賞できるようになる。また博物館の品が充実してくると、島の住民が観に来ることもあるのだ。
 この博物館に寄贈できる美術品はどこにでも落ちているわけではない。たまに島に出没するキツネの「つねきち」から購入することで、手に入れることができるのだ。だが、この「つねきち」は非常に油断ならないキャラクターで、贋作も売りつけてくる。美術品の真偽を見極めて購入するのは非常に難しいので注意しよう。

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怪しい関西弁で話しかけてくる「つねきち」。気を付けないと美術品の贋作を売りつけられることもあるぞ!

【ポイント6】「島クリエイター」になり無人島をデコレーション!

 無人島では橋をかけたり階段を作るなど、インフラ整備をすることもできる。これで移動が楽になるが、これにもお金も必要だ。インフラ整備は島の住民からカンパを募ることができ、小額でも毎日住民が協力してくれる。お金が集まってインフラ建設が完了すると、セレモニーが開催されるので住民たちと一緒にお祝いしよう。
 このような作業を進めていくと「島クリエイター」の資格がもらえる。「島クリエイター」は無人島の地形をイジれるようになるので、道路を敷いたり崖を作って展望台を置いたりすることも可能となるのだ。また、現実にある島をモチーフにすることもでき、プレイヤーの多くがこの「島クリエイター」に夢中になっている。YouTubeなどでユーザーの島を紹介する動画や建築動画が何十万回も再生されているので、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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こちらは月見をしている写真だが、お洒落なカフェや野外コンサート会場のような設備を作ることも可能。どうすればいいか分からないときは、まずは上手い人のレイアウトを真似てみよう

 いかがだっただろうか? 自由にゆる~く生活できるこの無人島は、通常のゲームと違ってゴールがないからハマる要素はいっぱいある。現実的なのに、現実ではない自分だけの島。ときにローン返済に追われ、「カブ」に手を出して痛い目に遭ったり、四季折々の生き物との出会いや季節ごとのイベントなど、「あつ森」ならではの魅力が溢れている。現実世界が辛いときは、一度、自分だけの島で自由気ままにに過ごしてみてはいかがだろうか。

●任天堂「あつまれどうぶつの森」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:Hannari_eli / Shutterstock.com

文=いしばしいちろう/編集・ライター

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