現在破竹の勢いで人気を伸ばし続けている「鬼滅の刃」を、もはや知らない人はいないだろう。10月に封切りとなった劇場版は歴代の興行収入ランキングのトップを狙える勢いを見せ、12月に発売された原作漫画の最終巻も街の書店で売切れが続出。その注目度の高さは、12月1日に発表された「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンにランクインしたことでも証明されたばかりだ。さらにはくら寿司やローソンといった鬼滅とコラボした企業の商品も大当たりが続くなど、もはや現代の“ヒットメーカー”の様相を呈している。
今回は、そんなコラボの中でもごく一部でしか知られていないであろう、ファンの心をくすぐるコラボを4つご紹介していきたい。
映画村でも鬼滅フィーバー!
全国チェーンだったり全国で発売されているコラボ商品は、人の目に触れやすく話題になることも多い。しかし「その地に行かないと見れない」ようなレアな鬼滅コラボも各地に存在しているのだ。
・鬼滅の刃×SLぐんま~無限列車大作戦~
年内いっぱい開催されるJR東日本・上越線の高崎駅~水上駅間を走るSLぐんまとのコラボレーション。劇場版の「無限列車編」にSLが登場したことでコラボが実現している。期間中はSLの先頭車両や駅内にオリジナルイラストが掲出される。限定グッズだけでなく、コラボ駅弁も販売されるところが「さすが鉄道とのコラボレーション」といった特色を持ったコラボだ。
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・鬼滅の刃 京ノ御仕事 弐
東映太秦映画村・京都鉄道博物館・嵐電の3ヶ所で、2020年12月26日から翌年3月14日まで開催されるコラボ。タイトルに「弐」とついていることからもわかるように、2019年にも開催されており、その際には路面電車・嵐電が鬼殺隊仕様になったり、限定グッズがもらえるスタンプラリーが行われた。大正時代を舞台とした鬼滅の“和”の世界観と京都という街が絶妙にシンクロした、まさにこれ以上ないと思わせるようなコラボだろう。
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・「鬼師」×「鬼滅の刃」 “鬼コラボ”
人気漫画と愛知県高浜市の鬼瓦が、“鬼”をキーワードに異色のコラボを実施。国の伝統的工芸品にも指定されている「三州鬼瓦工芸品」をつくる“鬼師”が手掛けた、鬼滅の瓦モニュメントが市役所に展示される。加えて市内をめぐるデジタルスタンプラリーや、キャラクターのイラストを用いた瓦粘土の型押しを体験できるワークショップも開催している。
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・ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド
作品とのコラボではないが、アミューズメントパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも鬼滅を楽しむことが可能だ。というのも、アトラクションのひとつ「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」で選択できるBGMでは、2019年放送のアニメで使われた主題歌「紅蓮華」が選択できるのだ。さらにファンの間では、主題歌を使用していることもあり「正式なコラボがくるのではないか」という予想も広がっており今後の展開に期待が寄せられている。
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※サムネイル画像(Image:city.takahama.lg.jp)©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable