マイナンバーカードと運転免許証が一体化。果たして誰が得をするのだろうか?

あなたはもうマイナンバーカードを手に入れただろうか?マイナンバーとは、国内での行政手続きにおいて個人を識別するために国民1人1人に割り当てられた12桁の個人番号のこと。顔写真や住所、生年月日などの個人情報とともにマイナンバーが記載されたICチップ付きカードをマイナンバーカードという。マイナンバーカードを発行すると、身分証明書や個人番号の提示をはじめ、税金や社会保険などに関する行政手続きがこのカード1枚で可能になるという謳い文句のもと政府はマイナンバーカードの利用を進めるてはいるが……。
今回はそんなマイナンバーカードにまつわる最新の情報を紹介していきたい。

ここで一度マイナンバーカードについて振り返ろう

マイナンバーカードの普及率は9月時点では19.4%とのことだ

 マイナンバーカードが再び脚光を浴びたのは、新型コロナウイルスの影響もあり、経済が軒並みダウンしたときに配布された特別定額給付金の支給のとき。配布された紙の記入用紙に記載するのではなく、スマートフォンとマイナンバーカードを使用したオンライン申請がとても簡単にできたという旨の声がSNS上で多く上がっていた。

 さらに、マイナンバーカードを使用して予約・申込を行い、キャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をすれば、利用金額の25%分のポイントが還元される仕組みであるマイナポイントも現在行っている。政府はなんとかマイナンバーカードの普及につなげたいのだろう。

運転免許証とマイナンバーカードが一体化したら、紛失したときのリスクが……?

 そんな中、政府はマイナンバーカードと運転免許証の一体化の目標を前倒した。当初2026年中の開始としていたが、2024年度末の一体化実現を目標としている。マイナンバーカードと運転免許証の一体化により、住所変更時に市区町村窓口でマイナンバーカードの住所を変更すれば、警察署への届け出が不要になるというメリットがあるというが……。

 SNS上では「そもそもマイナンバーカードを作るのに手間かかるんだけど」という手厳しい声も上がっていた。いまいちメリットを感じさせないマイナンバーカード。まだまだ迷走は続きそうだ。

参照元:マイナンバーカードと免許証の一体化、’24年度末に前倒し【Impress Watch

 

オトナライフ編集部
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