男女500人を対象に「電車通勤中にスマホでしていることランキング」というアンケート調査が行われた。電車内でスマホを手にしている人を見かけることはとても多いが、それぞれが一体何をしているのかが今回の調査で明らかとなった。ランキングで「ゲーム」や「ニュース・天気のチェック」を抑えて1位になったのは、延々と見続けてしまう“アレ”だったが、気をつけるべき点もあるようだ。
電車通勤など、すきま時間についつい見てしまうSNS
電車通勤中、周囲を見渡すとほとんどの人がスマホを手にしているが、人々は何をしているのだろうか。今年3月に株式会社ビズヒッツが「電車通勤中にスマホでしていること」というアンケートを実施し、その実態について調査結果を公表した。調査対象の男女比は女性が63.8%、男性が36.2%。また年代は20〜40代がおよそ90%を占めている。
アンケートによると、通勤中にスマホを利用する人は全体の93.8%と大多数を占める結果に。体感と同じように、スマホを使わない人は非常に少数派であることが分かった。
またスマホで何をしているかという質問に対しては、3位の「ゲーム」と2位の「ニュース・天気のチェック」を抑えて1位となったのが「SNSの閲覧や書き込み」だ。その傾向は、利用しているアプリランキングで1位にツイッター、2位にインスタグラムがランクインしていることからも裏付けられている。LINEやフェイスブックもトップ10入りしており、延々と見ていられるSNSは絶好の暇つぶしツールとなっているようだ。
一口にSNSと言っても、趣味に使う人もいれば、仕事などの情報収集ツールとして使う人、はたまた友人や家族とのコミュニケーションツールにするなど用途は幅広い。使い道がひとつではない分、電車内のユーザー人口も多いという一面もあるだろう。
しかし、不特定多数の目がある公共の場でSNSを開くときには注意が必要だということを忘れてはいけない。とくに通勤電車内であれば、同じ職場に向かう人も乗っているだろうし、そうでなくても生活圏が近い人がいる可能性も高い。たとえ匿名のSNSでも個人ページなどを開いたときにうっかり覗かれてしまえば“身バレ”してしまうこともあり、また悪意を持ってチェックしている相手であればSNSを手がかりに近づかれる可能性もある。何気なく利用しがちなSNSだが、個人情報を晒しているという意識はいつも持っておきたいものだ。
とはいえ、手軽に触れる便利さは捨てがたく、電車内でのスマホ利用は通勤時間を有意義にしてくれる。神経質になりすぎず、自分の個人情報、そして相手へのマナーを守りながら気持ちよく使っていきたい。
参照元:【電車通勤中にスマホでしていることランキング】男女500人アンケート調査【Biz Hits】