日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」。店内に入ると耳にするテーマソングでも「なんでも揃って便利なお店」との歌詞が盛り込まれているほど、食品から日用品、美容品などの豊富さに驚く。特有のポップや陳列法なども話題で、訪れるだけでも楽しめるショップだが、ドンキユーザーの多くが挙げたのはやっぱり、いや、意外にも(?)あの理由だった。
まるで「ジャングル」な楽しい店内
通称“ドンキ”と呼ばれるドン・キホーテは、47都道府県各地と、ハワイやシンガポール、台湾などの海外にも店舗を構える総合ディスカウントストアだ。誰しも一度や二度は、店舗を目にしたり実際に訪れたりしたことがあるのではないだろうか?
食料品や日用品、化粧品、レジャー用品、パーティ関連グッズ、家電に至るまで種類豊富に取り扱っている。左右上下にぎっしりと並べられた陳列方法や、“ドンキ文字”と呼ばれる特徴的な文字で店舗ごとに専門スタッフが手書きで作成している商品ポップなど、にぎやかな雰囲気の店内が特徴的だ。
そんなドンキについて、株式会社スパコロがドンキユーザー4,169人を対象にアンケート調査を実施。「買い物時に、ドン・キホーテと比較して思い浮かべられる店舗」として並ぶのは「イオン」などのスーパーマーケットや「カインズ」などのホームセンターという結果に。ドンキは“なんでも揃う”独特の営業形態であるため、まったくの同業者の比較は難しいようだ。
そんな中、アンケート内の質問項目で「ドン・キホーテが利用されている理由」として2位、3位に挙げられたのは「意外な商品・面白い商品が見つかるから」や「大体何でもそろうから/品揃えがよいから」など、ドンキならではの理由だった。
また、もう一つの特徴である長時間営業を捉えた「朝早くから夜遅くまで営業している」という回答も。大半が午前9時~11時に開店して深夜3時~5時に閉店する店舗で、一部は24時間営業であるドンキ。同様の営業時間であるコンビニエンスストアに比べて品数が豊富であることが強みなのだろう。
そして、注目の1位に挙げられたのは6割以上の回答率を得て「価格が安いから」となった。店舗ごとに違いはあるものの、商品によっては通常の半額以下で販売されている場合もある。
納得の結果にも思えるが、少し不服に思うユーザーもいるかもしれない。というのも、先ほど紹介した圧倒的な陳列や印象的なポップ、店内放送の勢いに押されて、定価で売られていたり継続購入を続けると最終的に他店舗と同価格やむしろ少し高額となってしまっていたりする商品に対しても、「安い」「お得」と思い込んでしまうユーザーも少なくない。どうやらドンキに並ぶすべての商品が、一概に安価とは言い切れないようだ。
コロナ禍であっても生活必需品などの買い物は欠かせない。ドンキと他店とのバランスも見ながら上手に買い物をしてみてはどうだろうか。
引用元:スパコロ公式HPは→こちら
※サムネイル画像(Image:@donki_donki)