2017年に登場して以来、缶売場のスペースをジワジワと脅かし、市場を広げているペットボトルコーヒー。2018年にソフトブレーン・フィールドが実施した調査では、コーヒーで購入する商品タイプで缶コーヒー、コンビニのカウンターコーヒーを抑えて1位だったのがペットボトルコーヒーだったとか。さて、人気のペットボトルコーヒーの中で一番選ばれるのはどれだ?
選ばれるには味はもとより、ボトルデザイン、CMもポイントに!
朝の目覚めや仕事に集中したいときに欠かせないコーヒー。豆の品質、香りにこだわり、ハンドドリップでゆっくりと抽出するのもいいけれど、手軽に飲めるペットボトルコーヒーは時間のないときにはありがたい存在。かつては醤油のようだと不評だったのだが、いまでは各メーカーがこぞって商品展開しており、どれを選べばいいのか迷うほど銘柄が増えた。
今回、アンケートサイト「ボイスノート」は、事前調査で「普段からペットボトルのコーヒーをよく飲む」と回答した方を対象に、「お気に入りのペットボトルコーヒー」についてアンケート調査を実施した。全国の男女894名にもっとも支持されたのは、どのブランドだったのだろうか。
発売からわずか1年で1,500万ケースを売り上げる大ヒットを記録した「クラフトボス」など、ペットボトルコーヒー人気の火付け役となったサントリー「ボス」が299票を集め首位を獲得。
見た目のおしゃれさや飲みやすさが、缶コーヒーにはなじみのなかった女性と学生から多くの票を得たようだ。支持した理由には「旨味とコクがあって何度も飲みたくなる」「クラフトボスのラテは香りがよく、刺激もあって車の運転に合う」といった意見が目立った。また、ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズさん扮する宇宙人ジョーンズが、地球人に化けていろいろな職場に潜り込み地球の潜入調査を行うというコンセプトのCMが好きだからという声もちらほら。
2位は、202票獲得の日本コカ・コーラの「ジョージア」。コーヒー専門店が監修したコーヒーの豊かな香りやコクが楽しめる「カフェボトルコーヒー」をはじめ、すっきりと軽やかな飲み口のクラフトコーヒー「ジャパンクラフトマン」、まろやかなミルクの後味が人気の「ラテニスタ」といったラインナップを揃える。味のバランス、香りが良いという意見が多く見られた。
得票数112票で3位にランクインしたのがネスレの「ネスカフェ」。「コスパが良く美味しい」「味が濃いので牛乳で割ってもしっかりした味わいが楽しめる」「大容量」というのが支持する理由として上がった。以降、4位はUCC上島珈琲「UCC」、5位はAGF「ブレンディ」、6位は伊藤園「TULLY’S COFFEE」という結果だった。
数年前まで目立つ存在ではなかったペットボトルコーヒーだが、現在ではこれだけ多くのメーカーが自慢のブランドを展開している状況だ。普段はあまりコーヒーを飲まない方々も、明日はコンビニや自販機で買ってみてはいかがだろうか。
参考元:【894人が選んだ!】ペットボトルコーヒーブランド人気ランキング【ボイスノートマガジン】
※サムネイル画像(Image:Takamex / Shutterstock.com)