ソシャゲ課金、5万円はフツー? 気になる調査結果が明らかに

株式会社SheepDogが運営するITツール比較サイト「STRATE(ストラテ)」は、2021年5月10日、全国の20歳~39歳の男女400人を対象に「ソーシャルゲームに課金したことがある方を対象としたアンケート」を実施した。その結果、20代の24%の人がひとつのソーシャルゲームに対して5万円以上も課金した経験があると回答。そのほかにも、気になる調査結果が明らかとなっている。

課金はもはや一般的? 20万円以上つぎ込む人も!

1万円以内の課金をした人は61%にものぼる(ストラテ調べ)

新型コロナウイルスの影響でステイホーム期間が長くなり、断捨離して部屋がスッキリどころかガランとしたとか、庭を改造してログハウスまで自分で作ったとか、どんな分野でも突き詰める系の人はいるものだ。そしてなかには、ステイホーム期間が長引いたことで、今まで以上にソーシャルゲームを突き詰めたという人も増えているようだ。

今回の調査では、ソーシャルゲームのユーザーに対して、これまで最も課金したソーシャルゲーム(1つ)に総額いくらお金を費やしましたか?という質問を投げかけた。最も多かったのが1万円以内と答えた人で61.25%、続いて1万円~5万円程度で18.75%、5万円~10万円程度で8.25%だ。さらには、10万円~20万円程度が6%、20万円以上は5.75%と、なかなかの強者もいたので驚きを隠せない。

まとめると、5万円以上の課金経験のある方を合計すると全体の20%で、5人に1人がひとつのソーシャルゲームに5万円以上もの金額を費やしていることになる。今や課金することは普通で、5万円以上課金する人もそこそこな数いるものだ、ということが明らかとなった。

課金に男女差あり。賃金差も影響か?

賃金は各年代で男性の方が高く、年齢が上がるにつれて格差は大きくなる(ストラテ調べ)

そして、今回の調査結果では、男性と女性で課金している人の割合に明らかな差があることも分かった。ひとつのソーシャルゲームに1万円以上課金している人は、男性では46%、女性では32%だった。女性の1.4倍多くの男性が 1万円以上の課金経験があった。さらに、課金額が1万円~5万円程度と回答した人では男性が23.50%、女性が14%と顕著な差が出ている。

この要因として考え得るのが、男女での賃金差だ。厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査の概況」によると、20~24歳では5,300円、25~29歳では18,700円、30~34歳では43,400円、35~39歳では72,200円の賃金差があり、それぞれの年代で男性の方が高い。そして、年齢が上がるにつれて男女の賃金格差は大きくなる傾向だ。しかし、もしも賃金格差が無かったとすれば……?女性も男性と同じだけ課金に注ぎ込みそうかと言われれば、女性はリアリストが多いという調査結果もあり、そういう訳でもなさそうだ。

夢追い人が多いと言われる男性は、ソーシャルゲームの中でもお金に糸目を付けずに夢や目標を追ってしまいがちなのかもしれない。危なっかしいので、ゲーム内での夢は「月にいくらまで」など課金の上限を定めた上で追っていただきたいものだ。

出典元:20代の24%が一つのソシャゲに50,000円以上の課金経験あり【ソーシャルゲームへの課金についてのアンケート】【STRATE(ストラテ)】

※サムネイル画像(Image:Ev. Safronov / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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